インパクトある廊下掲示

インパクトある廊下掲示_b0068572_18311235.jpg  くろくろ.comハブサイトミロのヴィーナスの実物大のプリントの紹介がありました。
 この方法(彫刻を実物大にプリントする)には気がつかなかったです。しかも、黒木さん自身が撮影したものであるというのもいい!
 そして国語の授業でミロのヴィーナスを扱っていることと関連させている、しかもさりげなく。日頃から同僚と教育内容の話をしていないとこのようなつながりは生まれてこないでしょうね。
 うーん、それにしてもインパクトあるなあ。実物大写真。

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Commented by 黒木 健 at 2009-01-18 06:31 x
紹介いただきありがとうござます(いつものことながら情報を得るのが早いですねぇ)。
いつも他科目についてレーダーをはっているわけではないのですが,意外と関連ネタが多いなと感じています。というより全ての道は美術に通じるかな(言い過ぎでしたm(__)m)
色彩の題材では可視光線の話を物理の先生にレクチャーをお願いしました。岩手の高校美術工芸全国大会で発表させていただいたテレビCMの読解では,国語,公民,音楽,商業そして美術のT5で行いましたし,「美術の授業において提出の締切を守ることは重要である」のディベートではジャッジに国語の先生に登場していただきました。他教科の先生登場は,生徒にしてみれば教科科目のバックヤードの関連性や教員の協力姿勢が見えたりと効果はありと感じできるだけ実行しています。
「美術による学び研究会」のメーリングリストでも紹介させていただいたのですが,英語の教科書でモナ・リザが題材になっていると分かり,上野先生@高知大学の論文「子どもはモナ・リザをどうみるか-〈まなざし方式〉の現在-」をニコニコしてお渡ししました。とても勉強になったとよろこんでもらえました。→
Commented by 黒木 健 at 2009-01-18 06:36 x
→ 美術を理解してもらうことについて,生徒はハードルが低いのではないかなと思っています。ハードルが高い(壁が厚い)のは意外と大人であり,特に教師と言われている諸氏ではないかなと思いその切り崩しにやんわりと取り組んでいるとこです(^_^)

掲示物作戦は生徒の作品校内展示と共にできるだけ行い,理解・アピールしていきたいと思っています。思わぬところで効果が出た経験を紹介します。「アスキーアート(文字絵)紹介」のページです。

等身大ミロのヴィーナスはフォトショップ上でスケールを調正してのほぼ厳密なものです。ちなみに彼女の身長は204cm(202cm説もあり)。インターネットで「ミロのヴィーナス 身長」で検索するといろいろとおもしろい情報が出てきますよ。
Commented by misawakazumi at 2009-01-18 14:17 x
いつも面白い題材ネタ有り難うござ合います。学生にも、黒木先生のHPは必見と紹介しています。美術の捉え方が非常に柔軟で、且つねらいが明確でわかりやすいです。ある学生が「高校時代にこのような授業を受けたかった」と言っていました。美術の解釈を限定し、その道を追究させる先生はいますが、広げ、且つ深めさせる先生は意外と少ないですね。
Commented by yumemasa at 2009-01-18 23:03
黒木さん、このコメントは本当にありがたいですね。
読んで、すごく参考になります。
そうそう、「美術を理解してもらうことについて,生徒はハードルが低いのではないかなと思っています。ハードルが高い(壁が厚い)のは意外と大人であり,特に教師と言われている諸氏ではないかなと思い…」そうですね。
美術大学出身ということがマイナスに働くこともありますしね。
黒木さんと出会えてよかったなあと、しみじみ思う山崎でした。飲んだらエンドレス?
Commented by yumemasa at 2009-01-18 23:09
三澤さんの「美術の解釈を限定し、その道を追究させる先生はいますが、広げ、且つ深めさせる先生は意外と少ないですね。」って言葉、大ヒットです。美術教育の課題でもありますね。
このコメント欄にこんな重要なことが書かれている!
ブログをやっていてよかったあ!
三澤さん、「なんでも展覧会」楽しくやりたいですね。
Commented by 黒木 健 at 2009-01-19 05:54 x
三澤さん,学生さんへの紹介ありがとうございます。
まだ表に出ていない題材や生徒作品が山のようにありますので,「なんでも展覧会」をきっかけにしながらまとめていきたいと思います。
大学生の皆さんが興味をもってくれているというのもとてもうれしいです。私が学生時代一番ほしかったのは具体的な授業実践情報だったのです。周りを見ても授業や生徒を中心に美術を考える人がほとんどいなく,インターネットが無い時代ですので,当時数少ない関連書籍を求めて夜行急行(寝台ではありません)で上京してむさぼるように八重洲BSなどを見たり,美術館のショップをまわったのでした。
ですので,今の学生は本当にうらやましいと思います。
Commented by 黒木 健 at 2009-01-19 06:01 x
山崎さん,実は先日三澤さんから「なんでも展覧会」のお誘いメールがあった朝,山崎さんに会いに北海道に行った夢を見ていたんです。まだ夢の続きを見ているかのような頭の状態でメールの画面を見たときには「何が起きているんだ??」状態でした。いつか実現しますよう宝くじの女神様に祈っていきます!
Commented by yumemasa at 2009-01-19 23:17
黒木さん、なんとも光栄な、そして不思議というか、おもしろいお話です。本当にゆっくりお話がしたいですね。
まあ、何はともあれ「なんでも展覧会」「鑑賞教育フォーラム」成功させたいです。
by yumemasa | 2009-01-17 18:30 | Comments(8)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明