自然の中で楽しめる素敵な造形活動
2009年 03月 21日
☆洞爺たからだ便り
私が小学生のころ図工の時間にグループで雪像づくりをしました。スコップを持っていって、大掛かりなものです。娘も幼稚園のときにやはりグループで雪像をつくっていました。それは、それでとてもおもしろいのですが、一日ではできません。
でも、ここに紹介されたのは わずか20分程度。条件の提案がよいですし、雪にこだわらず自然素材もどんどん使う、これって楽しい。さりげなくいいなあと思います。
厳寒期の北海道の雪では無理ですが、春が近づいてきたころならバッチリです。
地域の資源を有効に活用している感じがします。
財田自然体験ハウスと洞爺湖芸術館の連携も素敵です。いやーそれにしても作品を撮影したものを芸術館に持ってくって、こともとっても素敵だ!!
なお、作品の大きさが芸術館に展示してある作品群と同じような大きさというのもなんだかいいなあ。あの作品達の基本テーマは「手のひらの宇宙」。つまり、手のひらから生まれたってことです。
芸術館も敷居が低いのもいいなあ。考えたらどちらの施設もとっても堅い感じですが、やはりそこで働く方々の姿勢が大きいのですね。
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このたびはこちらのブログでご紹介いただき、ありがとうございました。
もともとは、雪が少ない洞爺での「雪遊び」をあれこれ考えているうちに、ネイチャーゲームの中にある「白いキャンバス」という活動と、洞爺村時代に開かれていた彫刻コンクールの「手のひらサイズ」というものを組み合わせて実施したものです。ただ、さすがに雪で「手のひらサイズ」は難しそうでしたので、少しだけ大きくはなっています。
また、ただ作るだけよりもきちんとタイトルをつけることで、「作品」という気持ちを持って作っていただけるかな、と思っていました。
写真を芸術館に飾っていただくというアイディアは、山崎さんが学校で実施されている、作品を構内に展示する、という活動からインスパイアされたところが大きいです。
地元の方々が、「こういうの、なんかいいね」と思っていただけて、長く続けられるようにしたいと思います。
私の仕事も間接的にお役に立っているようで、うれしいです。
暗い時代ですが、身のまわりをちょと視点を変えるだけで、思わず笑顔になって、自然っていいなあ、すてきだなあ、なんて思えるのはすてきなことですよね。
最後の言葉がいいですね。「地元の方々が、「こういうの、なんかいいね」と思っていただけて、長く続けられるようにしたい」っていうのが。