4月26日(日) Apple Store Sapporoで 美術教育についてお話させていただきます

4月26日Apple Store Sapporoで「美術教育について」話せる時間をいただきました。この企画は空知美術教育研究会の佐藤祈さんの企画によるものです。実は2月に東京で開催された「鑑賞教育フォーラム」のプレゼンを見た佐藤さんが、もっとじっくり時間をかけて話したらよいということで考えてくれたのです。ありがたいことです。

 
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同時に佐藤祈さんはPodcastの活用を提案します。そして午後からはそのワークショップ。これもおもしろいです。netを活用した美術教育のよさを伝える草の根運動(言葉が古すぎるか…苦笑)というものにもつながるかもしれません。
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 ☆iPodを使った美術館との連携授業

(記事初掲載 4月3日)
Commented by 笹木 陽一 at 2009-04-08 13:25 x
ご無沙汰しております。ようやく先生に直接お会いするチャンスを得ました。時間開いておりますので、26日必ずお伺いします。楽しみにしております。もしお時間ありましたら、声をかけさせていただきます。近況などは、その時お話しできればと思います。ではまた。
Commented by yumemasa at 2009-04-08 20:59
笹木さん、音楽と美術の共通点と相違点、そこが見えるいいですね。
私は、講演後、ワークショップに参加ししたりします。私もお会いしてゆっくりお話できればいいなあと思っていました。
Commented by masaji-tsuchiya at 2009-04-25 17:19
こんにちは。時間に都合がつけば、立ち寄りたいと思っています。
Commented by yumemasa at 2009-04-26 07:02
Thuchiyaさん、こうして思いを伝えていただけると、励みになります。
Commented by masaji-tsuchiya at 2009-04-26 23:42
トークイベント、ありがとうございました。
子どもたちの心を動かす鑑賞教育の可能性とか、広がりとかを感じていました。
今日は来月に予定している小樽での宿泊学習の下見があったので、
最後までいられなかったのが残念でした。
宗谷にいた頃よりもさらに忙しい日々ですが、山崎先生の活躍されている様子を拝見して、
私もがんばらなきゃ・・・と思っています。
山崎先生も、相当お忙しいと思います。ご自愛ください。
Commented by 笹木 陽一 at 2009-04-27 13:48 x
 昨日はお会いでき、とてもうれしく思いました。門外漢にもかかわらず、フロアから発言させていただき、佐藤先生や坂本さんからも貴重なお話しをお聞きすることができました。初対面にも関わらず、私の問題意識をさりげなく紹介していただき、先生のファシリテーション力(つなげる力)にも感銘を受けました。事前に2月の「鑑賞教育フォーラム」資料を拝見させていただいていたのですが、やはりライブでプレゼンテーションしていただくと、伝わってくるものが違いますね。ピカソとカンディンスキーの言葉、素敵だったのでメモろうと思ったのですが間に合いませんでした。もし良ければ改めてご紹介いただければと思います。
 「気づいた者がやるしかない」と真剣な眼差しでおっしゃっていたことが強く印象に残っています。雑文をお渡ししましたが、組合でも官制研でも民間教育団体でも、私の主張は少し難しいのかなかなか共有されません。反体制的と受け取られて、最初から拒否される面もあります。シンプルに「学びの主人公は子ども自身」との主張をしているに過ぎないのですが、テクニカルタームが多すぎるのか、なかなか伝わらないのが弱点だと自覚しています。
Commented by 笹木 陽一 at 2009-04-27 13:49 x
(続きです)それに比べて昨日の皆さんの提案は、子どもの姿そのもので伝えていらっしゃるのでわかりやすく、かつ本質からぶれないもので素晴らしいと感じました。コンピュータには疎いアナログ人間の私ですが、昨日のワークショップをきっかけに、もっと積極的にデジタルメディアの可能性を探ってみたいと思うことができました。ありがとうございました。
 あの後遅ればせながら、書店で上野先生の「まなざしの共有」を入手しました。佐藤先生も執筆している三澤先生編「武蔵美テキスト」も手に取り、美術教育の先進性を垣間見た気がします。それに比べて、音楽科の危機意識の薄さと教育言説の貧困、後進性をどう捉えるか。私自身、新たな課題をいただいた様な気がします。まずはシンプルに、ポイントを絞って、本質を捉えた発信を続けたいと思います。Learning through Art の 「アート」には、広く「芸術=技芸」としての意味があると解釈し、美術と音楽が連携してより良い教育の実現に向けて前進したいと決意を新たにすることができました。長くなって申し訳ありません。今後ともご教示下さい。   
Commented by yumemasa at 2009-04-27 22:50
tsuchiayaさんの顔が見えて、なんか、うれしいかったです。時間を見つけてきてくださったんですね。
思わず,宗谷に土屋さんがいらした頃を思い出しました。対話による鑑賞の取り組みビデオなど見せていただいたことを思い出しました。
ネット上研究会とか。
Commented by yumemasa at 2009-04-27 23:17
笹木さん、美術と音楽は運命共同体だと思いますから、互いに教科のことを理解していきたいですね。
子どもが健全に育つ為に、受験5教科と体力重視だけでは、いけないでしょう。
10年後、「日本は美術や音楽等は好きな子だけがやることになったんです、好きでない子は、受験教科に力を入れる事になりました。」そんなことさせてはいけないですよね。でも、今回の指導要領改訂前の中央教育審議会教育課程部会では、冗談抜きで「美術、音楽を選択教科にしてはどうか?」と発言がありました。記録にも残っています。
子どもから美術や音楽の時間を奪っていいわけがありません。湯川れい子さんは「音楽力」の中でなぜ、音楽が大事なのかを熱く語っています。同じ思いを持った方々を見つけ、つながっていくことが大事だと思っています。
今後も交流していきましょう。資料もありがとうございます。
Commented by yumemasa at 2009-04-27 23:24
笹木さん、カンディンスキーやロダンの言葉は以下でダウンロードできるようにしていますのでご利用ください。
特にエクセルデータはいいですよ。
http://homepage.mac.com/yamazakimasaaki/downloaddata/FileSharing146.html
Commented by yumemasa at 2009-04-27 23:28
今同じ職場の音楽の先生と鑑賞授業のあり方について話をしたりしています。共通点とそうい相違点が見えておもしろいです。
でも共通することは、子どもの側から考えるということです。
上野先生の本も主張もいいですよ。わかりやすいです。
Commented by 笹木 陽一 at 2009-04-28 01:04 x
 たくさんコメントしていただきありがとうございました。芸術教科の選択化という議論は、これまでも繰り返されてきましたし、今後もまた出てくる可能性があります。「陽のあたる教室」という映画で、主人公の音楽教師ホランドが、予算削減による芸術教科の廃止に抗って、教育委員会の公聴会で熱弁をふるうシーンがあります。山崎先生のおっしゃる通り「子どもが健全に育つ為には、受験教科と体育だけではだめだ。何も感じない、何も考えない人間を作るつもりか」と熱く訴えます。湯川れい子さんの「音楽力」、私も読んでたくさん勇気をもらった本です。思いを共有しているならば必ずつながっていくことができる。今回の皆さんとの出会いはそれを証明しているような気がします。
 
Commented by 笹木 陽一 at 2009-04-28 01:05 x
 エクセルデータの紹介にも感謝します。私は修士論文でストラヴィンスキーという作曲家について扱ったのですが、その最後にピカソの創作態度(高階氏のいう「剽窃の論理」)との類似性を論じました。私は美術作品を自分では描けないのですが見ることは大好きで、特に抽象絵画への興味からウィーンでもヴェネツィアでも、モダンアートばかり見て歩いて妻の顰蹙を買いました。とくにヴェネツィアのグッゲンハイムミュージアムでみたピカソとカンディンスキーは忘れられません。日本から留学中だという若い学芸員の女性と、ピカソとストラヴィンスキーの類似性について、本物を前にギャラリートークしたことを強烈に覚えています。
 上野先生の本を読ませていただき、文学における読者理論や「開かれた作品」概念、認知革命を経てバンデューラの「自己効力感」、ロジャースのカウンセリング理論などを引きながら「子どもの側から考える」事に徹するその教育理念の確かさに感激しています。次回、上野先生をお呼びする機会には、私も直接お話しできればと思いを強くしました。深夜にかかわらず、又も長々と書いてしまい申し訳ありません。では失礼します。  
Commented by yumemasa at 2009-05-02 05:45
笹木さん、思いを共有しましょう、つなげましょう。そうすれば、動き出していくはずです。日本中にそう思ってる方はたくさんおられる、けれど知らないだけ、そんな風に思うことが、多いです。
実は、湯川れい子さんにも手紙と美術教育に関する資料(子どもの絵の画集)を送ったのです。そうしたらいただいたのが、音楽力の本でした。あのとき、あ、つながったと思たのです。
笹木さんが「音楽力」を読んでおられるといのもうれしいです。
Commented by yumemasa at 2009-05-02 06:07
上野先生の本を読まれたのですね。なんか、うれしい!そう、子どもの側から考えるってこと、そして開かれた作品、どちらも私もものすごく学んだ所です。「美術による学び研究会北海道大会」に上野先生は来られますよ。
笹木さんの「ストラヴィンスキーとピカソの創作における類似性」のお話おもしろそうです。
そしてギャラリートークですか。おもしろい。
美術教育と音楽教育、つながりますね。今回はトークに来ていただいてとてもうれしかったです。これからもどうぞよろしく、お願いします。
by yumemasa | 2009-04-22 20:32 | Comments(15)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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