待っていました! 幼児から中学生までを見通して美術教育の基本的なことをつかめる本

「美術教育概論」の改訂版が出ました。待っていました!

こんな本、出しました!

待っていました! 幼児から中学生までを見通して美術教育の基本的なことをつかめる本_b0068572_10928.jpg東京未来大学の大橋功さんが中心となってつくられた本です。幼児から中学生までを見通して美術教育についてそのことを語れる(しかも授業をつくれるレベルで)人は、そんなに多くはないでしょう。
 以前、大橋さんから大学の講義のプレゼン資料を見せていただいたけれども、あー、この授業受けみたいなあと思いました。東京未来大学の「テキスト(幼児)」もすごく充実しています。授業の準備は相当時間をかけていることがわかります。これは「教員養成」という視点から考えても大事なことです。
 さて、小学校の先生も、中学校の先生も、高等学校の先生も、大学の教員養成課程の先生も、幼児期のことを押さえてこそ、美術教育が見えてくると思っています。なぜ、授業時間素を減らしてはいけないのか、そのことも見えてくるはずです。

 大橋功さんには昨年夏の石狩造形教育連盟の主催の研究会でご講演いただきました。その講演は幼児教育を中心にくわしく話されたのですが、小学校の先生も、中学校の先生も深く共感をしていました。それは本質を語っていたからです。


 ☆大橋功さん(全道造形教育研究大会いしかり北広島大会)

 ☆今後の美術教育や幼児教育を考えると、売れてほしい本(←「品切れ」になってしまいましたけど…)

 ☆島根県の保育園・幼稚園の取り組みに注目(その1)

 
Commented by hakusuke at 2009-04-12 11:39
早速注文させていただきました。新年度の慌ただしい日程をこなしているため,じっくり日文サイトをはじめ,ネット上に公開されている情報に視点を向けられておりません。来週の代休日に読めることを楽しみにしています。
Commented by yumemasa at 2009-04-12 12:06
haksukeさん、注文、すばやいのでびっくり。確かに今の時期はきついですね。それはお互い同じでしょう。さすがにブログは更新できませんでした。今は、修学旅行で子どもの力をどう引き出すか考えるのが楽しくて、楽しくて、一気に時間が過ぎ去っていきます。そうそう、この「美術教育概論」(新刊)はきっと今の時期読むのもいいですね。
Commented by hakusuke at 2009-04-19 11:02
予定どおり,休日に読めます!今の時代に対応した内容だなぁ・・・と中学校部分だけ読みました。じっくり発達段階に応じて読んでいきたいです。本日の朝日新聞朝刊に,福島の小野先生の授業実践も紹介されていましたね。
Commented by yumemasa at 2009-04-19 19:20
hakusukeさん、読後も、こうしてコメントをくれるなんてうれしいですね。ぜひ、幼児期も読んでみてください。そこで、根っ子がいっしょであると授業で実感できてくるときっといろんなことが見えてくるような気がします。

by yumemasa | 2009-04-14 05:42 | 本(美術) | Comments(4)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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