つながりながりあいながら図工美術教育を充実させたい
2004年 11月 26日
「美術教育」に関連しそうなものを、自分なりに慎重に検討しながらリンクしています。
多少考え方の違いはあったにせよ、今は互いに共通点を見つけながら手をとりあっていく必要があると思っています。
美術教育界の中で、いろいろ研究したり、論議したりしているうちに気がついたら、美術が必修教科から消えていたというようなことにはしたくありません。
さて、リンク集をつくるにあたり、リンク依頼のメールのやり取りがきっかけで、ずいぶん交流が生まれました。視野が広がったり、考え方が深まったり、新たなことを発見したりしています。
互いにつながりあいながら今こそ「図工美術教育」を充実させたいと思います。
このリンク集は力を入れていますので、ぜひとも有効にご活用下さい。
<提案があります>
訪れたサイトの内容に共感するようなことがあったら、そのサイトの管理者に感想メールを送るというものです。(ブログへのコメントも、ブログを活性化させます)
小さなアクションかもしれませんが、それがサイト管理者への励みとなり活性化につながったり、交流が出来ることにつながるでしょう。いかがでしょう?
1986年「全国造形教育研究大会/旭川大会」で中学校の美術の授業時間を全学年2時間を保障するように文部省に対して全国造形教育連盟として決議しました。
しかし、時すでに遅しでした。
学習指導要領改定前のここ数年が大事だと思っています。
何もせず、後悔したくはありません。やれるだけのことはしたいです。
またこの過程で努力したことは、多くの子どもの学びをより豊かにしていくと信じています。
教師だけではなく、一般の方々の力も得ながらと思っています。
私は絵をかいています。大学での専攻はリトグラフでした。今はリト以外にアクリルや水彩をやっています。興味深いページを拝見させていただきありがとうございます!
今後も参考にさせていただきたいと思います。よろしくおねがいいたします。
b-faceのtohruです。こちらでは初めての書き込みになりますが、よろしくお願いします。
私のblogにも書きましたが、中学校でも美術教科が選択制になってしまうことについて少し述べさせてください。
率直に言えば、美術や音楽などの教科が選択制になることについては反対です。
これからは、ますます感性や創造力が必要とされる時代になるでしょう。
だから、今まで以上に芸術や文化の重要性が増してくると思われるからです。特に感受性の強い年齢の頃から、それらに親しむことは成人してから大きな差となって現れてきます。芸術は、人間が人間らしく生きるためのいろいろなことを想起させてくれます。よい絵を観たり、よい音楽を聴いたとき、人は感動しますよね。これは人間にしかない特権です。学問は学問で大事ですが、芸術や文化はそれとは違ったもっと根源的な領域で不可欠なものだと信じています。
すでに、知識云々の時代ではなくて知恵の時代でしょうし。
山崎さんのような先生がもっと増えて、その重要性を広く世間に伝えていって頂ければと思います。
これからもがんばってください。
まとまりのない長文で失礼しました(汗)。
というわけで、手遅れにならないうちにこの状況を一般の方々にも知っておいていただきたいのです。
マスコミや受験雑誌などでは、いまだに「主要教科」という言葉を使うところもあります。また才能の教科なんて言い方もされることもあります。
というわけでtohtuさんのコメントは私たち教師にとって力強い援護射撃です。元気が出てきます。
「感性や創造性、知識より知恵、人間らしく生きる、」などの教科の本質にかかわるコメントをいただけたことで、どれだけ勇気づけられることか。
ただ私たちも美術教育が削減しつつある状況を外的な要因にのみ求めるのではなく、過去の美術教育のあり方を反省しつつ、前に進んでいかなければならないと思っています。
(なおb-faceさんに私がたどりついたのは、テレジンについて検索していてたまたま見つけたことがきっかけです。)
thoruさんの熱いコメントに感謝!