教科内容学検討委員会のブログ
2009年 09月 13日
「教科内容学は美術教育を進化させるか?」というテーマに協議があります。
「日本教育大学協会全国美術部門・教科内容学検討委員会」のブログがありますが、当日はそのことも踏まえての協議になるのでしょうか。
専用のブログで意見交流を重ね、さらに研究会の場で公開で協議をするという手法にも興味を持ちました。
ぜひ「教科内容学検討委員会」ブログの右メニューのCategories の「全体議論」というところをクリックし、さらにcommentsをクリックしてください。
コメントは今日、現在で 123 もあります!これはメーリングリストでも可能ですが、あえてこうして公開していることの意味は大きいです。
研究が開かれたものになっています。これは美術教育の危機に対応するためにもとても大事なことだと思います。
ちなみに2009年9月9日、10日の山木朝彦さんのCommentを読ませていただきながら、美術教育の危機に対応していくヒントがあるように思えました。
例えば、山木朝彦さんの以下のような言葉もありました。
就職や進学というきわめて現実的な関心に基づく市民の教育観にどのようにしたら、夢と希望に溢れたこの造形表現の世界を接合できるのか
このような世知辛く、アートや文学や思想などが軽視される時代だからこそ、まさに人の心に訴え、そのような経済至上主義・実利主義の脆さを多くの人々に認識させるとともに、一方では、社会的な有用性という観点において、アートにかかわる教育がきわめて大きな意味を持つことを認識させる言説と方法論を知恵を出し合い、編み出すべきだと思います。
☆09年9月26〜27日 愛知で美術教育の研究会