札幌篠路の光真幼稚園やさとづか幼稚園では、西光寺享先生が考え出された「絵の手紙」を取り入れています。先日この二園にいかせていただき研修をしましたが、その効果は大きいなと実感しています。特に今年4月から「絵の手紙」をはじめたさとづか幼稚園では早くも成果が出ています。
おそらく子どもの絵を通して親子の対話は確実に増えているでしょう。
「絵の手紙」は 親も先生も子どもも変えてしまいます。幸せをつくるといったらよいでしょうか。
たとえば上の絵。これをもとにドッジボールを今、楽しんでいることや、友達のことを伝えているわけです。まさに今を生き生きと生きている証です。
絵の表現の上ではボールをキャッチした本人の手が上にのびています。とんだボールはたくさん描かれてますが、ボールの動きを表現するためにこうしているのです。
サッカーをしていてヘディングをしているところです。こんな技が使えるという誇りが描かれています。作品の出来栄だけで見ていたら、この子どもの思いは見えてきません。
これはダンスで手にポンポンを持っているところです。みんなで活動する楽しさが伝わってきます。
この「絵の手紙」のマインドが広く認識されると親も子も幸せになっていくに違いないと感じています。
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子どもの絵の意味を知る