慣例を見直す(研究会を考える)

 研究会で気になることがあります。それは裏方の仕事をしている方の研究会への参加時間が減ってしまうことです。例えば「受付」あるいは道内ではよくある「駐車場係」。
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受付する人が 発表を聞けないとしたら、それは損失です。



これは「美術による学び研究会 北海道大会」で、強く思いました。北海道大会では「受付」は予定の時刻になったらやめてしまいました。受付のところに「遅れて来た方の受付は昼にお願いします」と書き置きをしておきました。
 「山梨」ではこの写真でわかるように会場内でやっていましたから、受付の人も発表が聞けます。「東京」ではアルバイトさんにお願いしていました。これがベストかもしれません。
「駐車場」係は本来は不要でしょう。いつも申し訳ないなあと思います。どうしてもなら最小人数にするか、アルバイトさんで対応でいいような気がします。
 いろいろな慣例を見直すことで、研究会そのものに参加できなくなる人を減らしたいものです。おもてなしする気持ちは大事ですが、別の方法で考えたいです。
 「学び研」では 会場の片付けや設営は参加者なども手伝い、みんなでやりますが、そこが好きなんです。

 ☆共につくる研究会(研究会を考える)
by yumemasa | 2009-11-18 23:58 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明