なぜその授業をしたのか、ねらいを伝える(作品展を通して)
2009年 11月 23日
水野さんのされたカメラを使った授業、これは使用する写真の意味がまったく違います。「秋写真」「マイイベントポスター」は一瞬見かけは似ていますが、解説を読むとその違いが非常に明確になります。
あー、確かにこのような授業を設定すると感じ取る感度が高まるなとか、コミュニケーションをするために他者のことも考えるなとか、そんなことが見えてきます。
このパネルを見た市民は 今を生きる中学生のデリケートな感性に触れることができますね。解説があることで「写真うまいなあ」以上の感想を持っていただけるといことです。
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授業する側も、生徒にも、そして学習の成果としての作品をみる人にとっても、授業の意図を示すことって、とっても大事ですね。また、作品だけでなく、「学び」そのものをみることができると思います。
私も、大事にしたいと思いました。とっても勉強になります。
つまり子どもの中に何を育むのか、どんな学びの可能性があるのか、あるいは美術を通して子どもが少しでも幸せになるためには、何をすべきなのか、そんなことを じっくり考えるのも大事ですよね。
andre-candreさんのコメントを読んでこの記事を書いてよかったなあと思いました。ありがとう。