全国中学校美術教育連盟に期待!
2009年 11月 26日
大事な取り組みがいくつか決定されました。
切迫感があったのは、美術教師の数がどんどん減っいくという現実。年齢の高い方が退職されて、そのままになると、日本から一気に中学校の美術教師が減ります。選択教科が消滅や美術の授業時間数の相対的な減により、講師でまかなうとしたら…
このことに対して組織として教育委員会等への働きかけが決定されました。
一生のうちに一度は子どもたちに美術教育の専門家による教育を受けさせたい。そのためにも全ての中学校に美術教員の配置を要望。(起案では大学からの協力も大きかったそう。感謝。)
そしてそれと共に今後どうして行くべきかを考えるために当面各地の美術教員の構成などの実態調査をしていくことになりました。今年私のブログで書かせていただいた美術教育の10年後で書いたような調査をすることになるでしょう。
これに伴い、私にとっても念願だった「全国中学校美術教育連盟」のwebサイトが開設されたことです。中学校の教師にとっては特に大事なwebサイトに育てていきたいです。
それは呼びかけに協力していくことです。
今回私がここで書かせていただいたことも公式に掲載されることになるでしょう。すでに、授業についての実戦例を募集しています。
☆全国中学校美術教育連盟
なお、全中美(全国中学校美術教育連盟)のこの会議で 村上教科調査官に「これからの美術教育」についてお話いただきました。全中美が何より「授業」を大事に考えていく団体であるという意思のあらわれです。