初等教育資料12月号〜「アート教育」のポテンシャル
2009年 12月 11日
☆「アートから教育を考える」
☆「地域創造」
「アウトリーチ」という言葉はアートの専門用語ではないですが、ここでは「アーティストを地域に派遣する活動」として書かれています。
日本でのアウトリーチの例のあと、より教育に重きを置いている例として各種NPOについて書かれて参考になりました。
さらにAIE(Arts In Education)の事例で、イギリスのCP(Creative Partnerships)が学力にもよい影響を与えてるという大規模調査の例を紹介しています。オバマ政権の芸術教育政策についても触れています。
これらを読み、必修の時間に図工美術との対比させてあるいは、関連させて考えてみる機会を与えられた気がします。
ところで、なんと、この号は 図工特集?って思えるような感じです。これで320円。
特集Ⅱ「学習指導の創造と展開」
図画工作
奥村高明、長田謙一、佐久間三智子、小林真理子
連載■
〈教育の回廊〉
子ども発見!「画廊めぐり」/野呂洋子
〈地域からの発信・長崎県〉
学校と美術館が共同でつくるスクールプログラム/長崎県美術館
〈教育研究最前線〉
「アート教育」のポテンシャル/吉本光宏
〈特色ある学校を訪ねて・福岡市〉
表現活動を通して思考力・表現力をはぐくむ教育活動の推進/福岡市教育委員会・福岡市立南当仁小学校
〈子どもが学ぶ・子どもに学ぶ〉
子どもの跡をたどる/岩崎治彦