美しい街並みを次世代に残したい

美しい街並みを次世代に残したい_b0068572_2273993.jpg 札幌では、調和のとれた魅力的な都市景観をつくり出すために、札幌にふさわしい色として「札幌の景観色70色」を具体的に提案していますが、そのことに携わっておられる子屋さんと伊藤さんにお会いしました。
 以前から私のブログをお読みいただいてることから実現したのでした。色彩のことをめぐって教育にも関心をお寄せいただいています。大地太陽幼稚園のギャラリートークにもいらしていただきました。
 
 さて、どうしてこんなことをしているのか それは 次世代のために 美しい環境を残したいからです。まさに美術教育の色の学習では大事な視点でしょう。

 



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Commented by tabimusa at 2010-03-03 23:11
日本の美術教育では、あまり建築が取り上げられません。教える内容が現行の領域で限定されてしまう今の指導要領ではなかなか難しいのでしょうね。教科書にはぼちぼち載ってるんですが。建築は生活と密接に関連してるのだから、デザイン領域でもっと取り上げられてもいいと思うのですが…。そのことが日本で景観を考える美意識は育っていない一因にあるのでは?とも考えます。
本気で文化教育に取り組む時間がほしいですね。是非建築界からも美術教育を応援してほしいです。
Commented by yumemasa at 2010-03-04 21:11
三澤さん、建築界といえば、この記事で紹介させていただいた伊藤さんは建築業界の方ですから、心強いですね。
このブログでも取り上げたことのあるフィンランドの環境教育の教科書は建築家協会によるものだそうです。
もう20年以上も前のことです。
色彩の学習も生活と関連づけないとおもしろさは半減ですしね。
これまでの日本の中学校美術教育は色彩理論などはある程度頑張ったのかもしれませんが…
さて、中学校から美術教師がこれから、どんどん減っていくわけですが、授業の質を維持するのは困難を極めますね。
だから ここ数年 頑張らないと。
Commented by hakusuke at 2010-03-06 19:53 x
そうですね。日本の美術教育で建築って取り上げられることは少ないですね。本来ならば、法隆寺、古都である京都寺院等の建築物等多々美しい作品はあります。そして、生活に密着していることも。
個人的に、建築を鑑賞することも好きなので紹介することはできても、指導にはなりません。生徒のイメージを深めるためには、映像で紹介できたらなぁ・・・と思います。建築の指導に関しては、まだまだ教材研究不足です。
Commented by yumemasa at 2010-03-06 20:48
大きく扱っていく時間はないかもしれませんが(現状では)、まったく触れないのと少しでも触れるのではまるで意味が違ってくるように思います。
建築そのもののことについての学習とまでは私は考えていません。ただ学んだことをつなげていくという考え方です。それならやりやすいはずです。当面私が取り上げる意味は 色彩です、人間の生活を取り巻く環境としての色彩です。
by yumemasa | 2010-03-03 22:04 | Comments(4)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明