子どもの表現ー大人の受信

 下の写真は、2年生がつくった「学年目標」です。今度行く宿泊学習が洞爺湖なので、そのイメージを目標の背景に描いています。この写真は、これを見た先生方が、うれしそうに語り合っているところを撮ったものです。子どもが表現したものを周囲の大人が興味を持って受けとめる、このことの意味は大変大きいです。
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 このような教師に囲まれている生徒たち。美術教育をする環境としては、とてもよいことです。
 私の学校では、作品については本人のコメントが添えてあります。これをするようになってから先生方の絵の見方が変わってきたと思います。 
 また、子どもの表現意図をよく見てくれているんです。子どもの絵を通して子ども理解しているともいえます。これから、地域で絵を飾っていきますが、校内で生まれている状況を、地域にも持っていきたいのです。

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 ☆美術室の役割
by yumemasa | 2010-05-14 00:27 | 子どもの表現 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明