造形芸術教育協議会
2010年 07月 11日
日本美術教育学会・大学美術教育学会・美術科教育学会です。
その3つの学会の力を結集して美術教育を振興していくために生まれたのが「造形芸術教育協議会」です。2010年に起きたこの出来事は日本の美術教育史の中でも大事なことだと思います。
造形芸術教育協議会について←日本美術教育学会weサイト
美術教育関係学会の力を結集←「美術と自然と教育と」(三澤一実さん寄稿)
日本美術教育学会
↑私が生まれてはじめて学会というものに参加して、私の偏見を取り去ってくれたところです。指導要領改定前に 「中央教育審議会教育課程部会「審議経過報告」に対する意見」を出したのもこの日本美術教育学会です。
またウェブサイトの中で、大学美術教育学会のことをお知らせしているのが印象に残ります。「造形芸術教育協議会」が設立されたからでしょう。
大学美術教育学会 第49回大学美術教育学会東京大会(武蔵野美術大学)
↑今、大学美術教育学会では初の私学を会場にした開催ということで力が入っています。学会がどのようにして開催されて行くのかそのプロセスもわかるようにしているのが画期的です。
大坪圭輔先生の大会に向けてのあいさつも、4つのシンポジウムのテーマに関するメッセージも大事なことが書かれています。
美術科教育学会
↑学会の中に「乳・幼児造形研究部会」が出来ました!これは非常に大切な意味を持つと思います。美術教育の在り方をよりよいものにしていくために欠かせない部門だと思います。乳幼児期のことがわかれば、小中学校の教育内容ももっと充実していくはずです。
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☆美術教育の研究組織の連携は大事な事だと思います。