やってみませんか?「街かど美術館」

 今年(2110年)7月に「街かど美術館」をやってから確かな手応えを感じています。一番感じるものは絵を見るときの優しい大人のまなざしです.
「絵の見方」と子ども自身のコメントがありますので、見方が深まるのです。
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そしてこの街かど美術館が終わってから町内会館の方が絵を飾らせてほしいということで学校にいらしてくださったり、市民会館が会館の自主事業として作品展を開催してくださったり…そして、つい最近コミュニティーセンターでは、この写真のように、常設展示をしてくれるようになったり。

 これが日本中で展開されたら…中学生に対するイメージはもっとよくなるはずです。そして美術教育は無視できないでしょう。
 
 この「街かど美術館」はシンプルです。子どもの絵にはコメントを添える事、額(1000円程度)に入れる事、子どもの絵の見方の説明を添えるくらいです。作品は授業の作品以外にも夏休み、冬休みに課題として描いた作品も含めてです。

《関連記事》

 ☆「街かど美術館」で「絵の見方」をプレゼン(掲示物による)

 ☆「いつも見かける中学生の印象と違います」

《関連サイト》

 ☆街角美術館←おおはしワールドblog

(記事初掲載 2010年7月)
 
Commented by 江原 正 at 2012-09-17 02:22 x
まちかど美術館の4回目の準備を始めました。だんだんとご協力いただける店舗や事業所が増えてきました。今もそうですが、商工会さんに依頼し始めることができました。3回目のときある店主の方と話をさせて頂いている中で、新たな協力者を紹介していただきました。早速ご挨拶に伺うと二つ返事で了解を得ることができました。町内の幼・小・中・高の作品を展示するところまで至っています。
Commented by yumemasa at 2012-09-17 07:00
江原さん、「街かど美術館」の取り組みこうして、いろいろな地域で草の根のように広がっていくことの意味は大きいですね。自分の地域の子どもたちの感じた事や考えた事が見えてくるようなそんな取り組みですから。江原さんのこところの取り組み、ブログで紹介させていただきたいです。
Commented by 江原 正 at 2012-09-25 17:34 x
 私が勤務する町は、人口約1万人。普段は人どおりはあまりありません。ショッピングモールが車で20分ぐらいのところにあり、更にすぐ近くに高速道路のインターチェンジがあり車社会になっています。冬場、「ろうばいまつり」と「早咲きの河津桜のさくらまつり」があります。このときは町外から多数の観光客が訪れ、町観光協会の発表では約30万人。この時に合わせて「まちなか美術館」を実施しています。河津桜は約1カ月濃いピンクをしています。来年の2月ごろフェイスで投稿します。
Commented by yumemasa at 2012-09-27 06:30
江原さん、人通りの多い中で美術展の果たす役割も大きいですね。来年2月の投稿を楽しみにしています!できれば、事前の取り組みなども、どんどん紹介してください。
by yumemasa | 2012-09-14 04:10 | 美術教育の啓発活動 | Comments(4)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明