全国中学校美術部展(アートグランプリinSAKAI)表彰式
2011年 01月 10日
「堺市のアートクラブグランプリの表彰式に参加してきました。
第1回目から参加していますが、今回は4回目ということで、表彰式や生徒同士の交流をはかるレセプションも以前よりスムーズに運営されていました。
また、村上調査官が中学生向けにわかりやすく講演してくださった内容は、私たち美術教員にとっても、勉強になるものでした。
さらに、その後運営スタッフや美術部顧問の懇親会が開かれたのですが、この展覧会を支えてくださっている堺市の先生方の熱い想いにふれることができ、大変心地よい時間を過ごさせていただくことができました。
美術の授業も、美術部も、真剣に取り組めば、生徒は必ず良いものを返してくれる。やりがいのあるものだと思います。
熱心に取り組んでおられる先生方とお話をして自分もまた元気になって帰ってきました。
村上先生の講演は、美術部の作品についてではなく、「きれいと美しいはちがう」「美は人の心の中にある」「美は見つけようとしないと見えてこない」「モネやピカソやゴッホもみんな自分の描き方を工夫して表現した」など、生徒や保護者や私たち美術科教員にとっても、わかりやすく伝わる内容でした。長過ぎないのがいいと思いました。もうちょっと聞きたいと思うような講演でした。
(山崎感想)伊庭さんの報告は短い言葉でありながら、大事なことが伝わってきます。村上さんが生徒に直接語りかけたこと、本当にわかりやすい。ちなみに村上さんのプレゼン画面の言葉「感じる」ではなく「感じとる」という言葉になっています。こういうことが大事なんですよね。
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MLへの参加者増えるといいですね。
今年のメーリングリストもそうです。うーん、それを肌で感じる事が出来たっていいですね!