美術教師の喜び
2011年 01月 26日
生徒に次のようなことを言いました。「高校の受検は今まで学んできたことが、どこまで身に付いているのかを、他の人が測定する場でもあります。美術の卒業制作も今まで学んできた事を発揮させるのですが、どのように、どこまで発揮させるかは自分で決めます。一人一人出す答えが違います。それは生きることと同じだと思います。卒業制作にプライドを持って取り組んでください。」
このような制作では生徒が実際にポーズをとったり、友達に聞いたりしています。
自分が生徒の役に立てる、これはうれしいことです。
以前、一度チャレンジしてうまく行かず、今は、基本となるもの(紙の大きさだったり、粘土のみ というふうに)を決めてそこから発展させています。
うーん ここまで育てるのには、まだまだ経験不足だな・・・・
3年がかりで、どうですか?
おもしろいですよ、毎日、毎日楽しいです!
その後の「評価」の大変さを忘れて、授業が始まってしまいます。
石垣先生 初めまして。
1年生の最初でいかに劣等感をなくすか・・同感です。常に課題です。苦手ならいいんです。努力してみようよ!って言えるから。嫌い!って言われると難しい。先に進めない。
でも、そんな子でも6年間で好きな図工の時間が必ず1〜2時間はもっているので、そこをどう思い出させ、つなげるか。いつも悪戦苦闘です(とはいえ、その発掘のような時間がまた楽しいんですが)。
もう一度、小学校で、図工だけでも授業をやってみたいと思う今日この頃です。
そうですね、入学してくるときには「嫌い」という子がけっこういます。酒井式でやってきた子は、その反動で中学校で好きになってくれます。
でも、かつての私の授業では、今のように楽しんではくれなかったように思います。
きっとどうすれば、自分を高められるか、ということを大事にしているのがよいのかもしれません。
それにしても、最近子どもがかわいくて仕方がないです。
エアブラシもあるんですか。いいなあ。
さて、miyazakiさん、石垣さんは山梨の「学び研」で発表されたのですが、特別支援の子どもたちの指導には、学ぶべきことがたくさんありました。
miyazakiさん、秋田でお会いできますよ。このブログで知り合いが増えると、リアル世界がおもしろくなります。