地域の企業が子どもを応援

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 北海道帯広市が本社の「六花亭」はさまざまな文化活動をおこなっています。

 ここに紹介せてていただいたのは、もう50年以上にわたって毎月発行している、児童の詩集「サイロ」

 さらに、この詩の一部は「北海道新聞 帯広支社」「十勝っ子の心」でも掲載されています。そのコメントの何とあたたかいことか!

 





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 ↑この詩の評文のあたたかいまなざし。作品を通して子どもを受けとめている。「サイロ」というこの詩集そのものが、また、そのようになっている。
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 ↑地域の中で育つ子どもたちへのメッセージと、詩を書いてみませんか?とい投げかけ。
 「地域からの手紙」では、子どもの詩へ評文。これが、また 優しい。
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 このような取り組みそのものは、あたたかで優しい社会をつくっていくことにつながっていくのだと思います。
 
 「街かど美術館」も、大切にやっていこうと思いました。

《関連記事》

 ☆子どもの絵や音楽を通して子どもと地域をつなげる←『街かど美術館』

 ☆北海道 中札内 坂本直行美術館←六花亭による「六花の森」

 ☆北海道 中札内 北の大地美術館
Commented by kfujita11 at 2011-05-15 19:47
 子どもたちの詩ももちろんですが、コメントの言葉のあたたかさに、感銘を受けました。こういう環境でこそ、子どもたちはありのままの思いを豊かに表出させていくのでしょうね。
 「サイロ」は私よりも年上。それも感慨深いです。六花亭のお菓子は好きですけど、この記事を読んでますます、身近に感じました。
(うちの学年の子どもに、六花亭のCMソングのレコーディングをした子がいます。合唱団に入っていて、お仕事だったそうです。)
Commented by 山崎正明 at 2011-05-15 21:58 x
kfujitaさん、ねっ!いいですよね。このコメント。詩はもちろんですけど。このような大人の子ども観というか、共感できる感性というか、大人もしっかりやらなくては!って思います。
六花亭のCMソングも、子どもを大事にしているんですね。
Commented by tanaka akira at 2011-05-15 22:23 x
六花亭が運営している中札内美術村の1、相原求一朗美術館は川越市美と深いつながりがあります。相原求一朗は川越出身で、北の大地を愛した画家です。川越市美にも常設の相原記念室があり、いつも北海道の風景を中心に展示しています。
六花亭は美術に関する事業に力を入れて子どもたちの感性を大切にしているんですね。川越と中札内は姉妹都市で、毎年夏には中学生が短期交換留学のような形で行き来しています。
川越の中学生は渡道前に当館で相原求一朗について事前研修をしていきます。
この「サイロ」は初めて知りましたが、今度取り寄せます♪
Commented by yumemasa at 2011-05-15 22:32
田中さん、知りませんでした!川越と中札内が姉妹都市だなんて。実は私は、この中札内が大好きなんです。学生時代は日高山脈登山の大事なベースだったんです。
六花亭は、私が紹介させていただいた他にも、美術も、子どもも、自然も、大事にしています。
日本中で「サイロ」のような取り組みが起きたら素晴らしいだろうなんて思っています。
Commented by 井上哲義 at 2011-05-17 14:15 x
山崎さん、六花亭の文化事業力が入っていますね。「サイロ」の子供達の詩、生き生きしていますね。大人の子供を見る暖かいまなざしが伝わってきます。こんな心優しい姿勢が、全国的に広がれば素晴らしいと思います。5月の連休に北の大地美術館に行って来ました。相原美術館、小泉美術教館、板東 優の彫刻も素晴らしかつた。所蔵している作品も見事だつたが、この施設の環境も素敵でした。大きな窓越しに見える景色は雰囲気がありました。季節毎にいい感じを醸し出す出すんだろうなあ。福原記念美術館には、初めて見る神田日勝の絵に驚きました。中内の道の駅では、北の大地のビンナーレを見てきました。十勝には、美術館が充実していますね。それにしても、相原求一郎のデッサンについて詩、とてもいいですね。大自然と向き合う姿勢がいいですね。
Commented by yumemasa at 2011-05-17 21:14
井上さん、行ってきたんですか!私も行きたいなあと思っていたんですけど。井上さんが書かれているように、本当によいところです。
井上さんが、こんなに力を入れて書くものだから、行きたくなってきました。
自然と美術の調和が見事、そしてそこをつらくぬ「ヒューマン」な感じ、「サイロ」に象徴されるような…。
by yumemasa | 2011-05-15 07:16 | Comments(6)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明