美術作品に親しみを感じる瞬間

 国立近代美術館にいたときのこと、「あ。この作品見た事ある!」「教科書に載っていたでしょ」ってやりとりを聞きました。ものすごく、うれしそうでした。よく、わかります、その感覚。知っていると、親しみがわいてきます。
 実は、私自身、校内にたくさんの絵を飾ってるのは、こんな場面の想定も含まれています。
 
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 アートカードなども、作品に親しむという点でもすぐれた方法だと思います。
「対話による鑑賞」など、じっくり取り組む鑑賞もあれば、アートカードで楽しみながら鑑賞したりというものもあります。そして校内掲示の充実による授業時間外での作品鑑賞もあります。




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この美術館では撮影許可が出ています。うれしいです。会場で撮るスナップ的な写真、家で見る、飾ってみる、どれも美術作品に親しみを感じる方法です。
 

《関連記事》
 ☆子ども対象の美術館の鑑賞プログラム
 ☆国立美術館の鑑賞教材「アートカード」

◎この記事は2011年6月に初掲載したものです。
by yumemasa | 2013-06-27 16:29 | 鑑賞教育 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明