9月24日シンポジウム「美術教育、ゼロからの出発」UST中継

9月24日−25日開催の第50回 大学美術教育学会宮城大会のシンポジウム(24日16時10〜)の様子がUSTによってライブ配信される予定です。
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以下に、大学美術教育学会のブログから、一部転載させていただきました。
シンポジウム
◆9月24日(土) 16:10~17:30
◆2号館2F
◆テーマ:「美術教育、ゼロからの出発」
◆パネリスト
 金子一夫氏(茨城大学教授)
 降簱 孝氏(山形大学教授)
 新妻健悦氏(アトリエ・コパン主宰)
◆司会
 立原慶一(宮城教育大学教授)

<趣旨>
 第一に現代の日本社会から、小・中学校や民間施設における美術教育というものが一切消滅してしまったら、文化的、経済的、民族的にどのような損失や弊害が起こるのだろうか。第二にその探求を前提として、美術教育の実施が最後の一皮のみ残されたとして、これだけは是非残さなければならない体験内容と、育成しなければならない能力を見極める。一体何を重大な損失や弊害と捉えるかによって、何を伝達・指導すべきなのかの優先順位が変わってくる。ここに各人各様で美術教育観の相違が認められる。この論点をめぐってフロアーから認識論的なものばかりでなく、実践を奮起させるような意見が提起されることを期待する。
新妻健悦氏には美術活動の楽しみや喜び、ワクワク感の大切さ、美術に親しませることの意義という観点から、話を起こして頂く。金子一夫氏には美術は認知的であり、制作や鑑賞は認知能力であるという立場から、理論的並びに教育実践的に論じて頂く。降簱 孝氏には、教員の現実という立場から最低限必要な教員の力量とは何か、最小の時間で一人前の美術・図工科教師を育てる方法とは何かについて、お話しして頂くことになる。


(山崎感想)私は「本当に美術の授業は必要なの?どうしても、なくてはダメ?どうして、この授業はやるの?」って問われているつもりで授業をしています。
 そういう視点から考えると、このシンポジウムは興味深いです。USTで配信される!!
Commented by hakusuke at 2011-09-04 05:28 x
地元なのに・・・新人戦。参加するにはちと厳しい。時間が時間ゆえに、高速で出向けたら出向いてみたい学会。
Commented by jhsart at 2011-09-04 10:11
そういう時もありますね。でも、学校のこと最優先、それがあってのことだし。USTは録画されるモードならいいのですけどね。
by yumemasa | 2011-09-04 00:55 | Comments(2)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明