優しい心をつなげたい
2011年 09月 12日
作品が形になりはじめる2時間目から、教室に優しい雰囲気が流れます。ほほえみだったり、おだやかな表情だったり、何ともみんないい顔をしています。
制作中の心を占めるのは優しさやあたたかさあるいは願いや希望です。
だからていねいに制作しています。
4時間扱い、1時間目は発想構想(早い人は試作)2.3時間目は表現。4時間目は「美術の授業にカメラ」楽しみ。
かつては、このようなグループでの学習の形はとりませんでした。しかし「学び合う」という視点から考えるとよいスタイルだと思います。ただ内容によって使い分けをしっかり考えていきたいです。今回は教室の真ん中に粘土や針金やペンチなどを置いてみました。効果的でした。
ところで、この授業について生徒と話しをしていて、この授業でやったようなことを世界中でやったら、優しいこころがつながって平和につながるんじゃないか、って、ふと思いました。
この授業は函館の木村伸仁さんの「心うるおす不思議な物体」や東京の濱脇みどりさんの「自分を励ます守り神」からヒントをいただいてつくったものです。木村さん、濱脇さんありがとう。
私の授業はちょいとゆるいです。最近。でも、このゆるやかさをうまく維持しつつ、授業改善をしていきたいです。