学ぶべきサイト「千里敬愛幼稚園」必見です!!
2005年 01月 07日
大橋先生が描画指導を担当しているのですが、園長先生の発信が「教育とは何か?」を問う内容になっています。
「千里敬愛幼稚園」のウェブサイトには「ウソで固められた保育発表はもうゴメン!」という言葉がありました。ここに全てがあらわれているような気がします。
単に幼稚園関係者だけではなく全ての教師が必見のサイトと思います。
時間をかけてじっくり見るべきサイトと思います。
例えば、「保育者への質問〜造形・描画に関して」などは、本来あるべき「美術教育」の姿を示しています。この内容は中等教育にも通じるものです。
では、具体的にどうしているのかということが「指導案集」として公開されています。(大橋功先生担当)
このサイトを見ていくと子どもにとっての「表現」の本質が見えてくるはずです。
そして園長先生の教育改革の取り組みから、学ぶべきことがなんと多いことか。ややもすると例年通りとか他の所でもやっているからとか伝統だからとか、そんな次元ではなく、常に本質を見据えての改革の歩みが紹介されています。
教育は派手なことをやらなくてもよい、そのことが子どもにとってどんな意味や価値があるのかを常に問い続けるということだと思います。普段着で、自然体で。
私が「総合学習」もそうあるべきと思っています。
研究発表会会では派手なプレゼンに目がいっていたりしているものもありますから。本末転倒です。
大橋先生と千里敬愛幼稚園の園長先生をはじめ園の皆さんによるこの教育活動は、幼稚園教育のみならず中等教育へも一石を投じるであろうと思います。すごいサイトに出会いました。
(なお、この記事は小谷 隆真園長先生ご自身の了解を得ております。)