今からでも取り組める「図工・美術の日」鈴木斉さんからの提案

今からでも取り組める「図工・美術の日」鈴木斉さんからの提案_b0068572_20284134.jpg「今からでも取組める図工・美術の日」として鈴木斉さんからメールをいただきました。うれしいです。昨年に続き、具体案をまとめていただいています。以下鈴木さんからの提案です。参考になります!こうしてみんなでつくっていく感覚でいきたいです。

1.学校編

A. 「図工・美術の日」のポスター(頭足人と文字のやつ)を拡大コピーして、美術室の扉、黒板、掲示板に目立つように貼り出す。それだけ。

B. Aプラス、この週間にある美術の授業の冒頭で、次のことを生徒に訴えたり、話題にする。
 ・『図工・美術の日』の取り組みが全国展開していること。
 ・図工・美術の授業が減ることや、図工・美術の大切さや、この取り組みの主旨を伝える。
 ・今日お家に帰ったら、こんなことを聞いたということを話題にしてもらう。




C.「図工・美術の日」のポスター(頭足人のやつ)を拡大コピーして、生徒玄関・職員玄関の扉に貼り出す。
 ・職員朝会で、こんな週間です、と主張する。そのためには、どこかにささやかな展示が欲しい。
 ・「あのポスター何ですか?』と質問してきた職員や生徒や保護者に、待ってましたとばかりに、このとりくみのことや、主旨を伝える。

D. Cプラス、玄関の下足箱の上などに、ささやかに生徒の作品を展示する。

E. 学年便り、学級便り等に「図工・美術の日」のポスターを載せて、現状を訴え、趣旨を説明する。家庭での家族の話題にしてもらう。

F. 「図工・美術の日」のポスターを学校の至る所に貼り出す。Cと同じ。
「ささやか展覧会」と称して、生徒の作品を玄関ホールや下駄箱の上、美術室の入り口や、職員室内のコーナーや、階段踊り場、トイレの棚、廊下の掲示板、会議室の中のどこか、応接室の中のコーナーなど、生徒・職員・保護者・来校者の目につくところに、ささやかに展示して、そのそばに、ポスターを貼っておく。
 できれば、主旨の文章も。

G. ポスターを白黒拡大コピーして、美術部の生徒にお好み色で塗り絵にして、ドバッと貼り出す。


2.行事編

 ◎この時期、各地で学校展覧会や、地域ごとの生徒作品展、面談や授業公開が企画されていることでしょう。
  11/1~7の期間にこだわらず、次の様な取り組みを!


A. 学校展覧会の会場や保護者の出入口・受付に「図工・美術の日」のポスターを貼り出す。(できれば主旨の文章も)

B. 展覧会のプログラムや案内図の中に、ポスターのバナーを入れる。

C. 学校公開日、授業参観、道徳公開日等の、地域の方や保護者の方が来校する日にあわせて、
  上記の様な取り組みをして、話題にしてもらう。

D. 三年生は進路面談の時期。保護者の待っている廊下や待合所に、生徒作品と「図工・美術の日」のポスターを貼り出す。
  「ささやか展示コーナー」を設ける。

3.地域編

A. 地域の生徒作品展覧会の会場、受付に「図工・美術の日」のポスターを貼り出す。
 上記2Bと同じ

B. 取材された時に、報道機関に、「図工・美術の日」のことをさりげなく添えて、美術教育の危機のことを主張する。

C.地域の図工部会・美術部会・小中交流会で他の図工・美術の先生に広める。

おまけ

 ◎ 山崎先生のブログに紹介されている、昨年の取り組みの中から、自分なりにできそうなことを選んで、できそうなレベルで、一歩動いてみる
 ◎ 今年は「図工・美術の日」のポスターがあるので、是非展示して、共通意識を持ちましょう。
 ◎ ポスターののぼりや垂れ幕を作って、それぞれの取り組み会場を盛り上げる。

 気がつくままに、書き出してみました。
要は、図工・美術の魅力を周りの人たちに理解してもらうこと。
そして、危機意識を持つこと、持ってもらうこと。

 次のことも重要です。
これからの時期、来年度の人事構想が動くとき。
図工・美術の教員の席を確保できるよう、
職場の仲間たちに理解してもらうことも、とても重要な気がします。

現場から離れた者が、こんな提案するのはおこがましいのですが、
自分だったら、これからできそうなこととして、
書き出してみました。

さりげなく、一歩動き出してみましょう!!
Commented by 井上哲義 at 2012-05-30 04:41 x
ひとしさん、とてもいい提案です。我々が、今出来る事から始めて行く事、短な場面や空間を有効に活用しながら進めて行く事が大切だと思います。出来る事から始めましょう。\(^o^)/
by yumemasa | 2011-11-01 21:11 | Comments(1)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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