美術教育のこれからを考える

次の学習指導要領改定で美術科はどうなるのか?

教科は必修教科として残るのか?授業時間数は減らないという保証などない。

実はいまでさえ、究極に時間が少ない。もう限界に近い。今回の改訂で選択教科は消え、美術や音楽など芸術教は相対的減となった。

美術の時間を子どもに保障するためにも、直前にあわてて、抗議をしても、署名をしても、状況は簡単には変わらないだろう。それは、これまでのことが示している。

だから、具体的な取り組みが必要だ。

研究会も授業研も大事だろうけれど、そのうちの何%かのエネルギーは 教科を残すための具体的な運動論にあてる必要があると思う。
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 滋賀県中学校美術教育研究大会に私が講師としてお話しさせていただくことになっている。与えられた1時間で講演をし、もう1時間で滋賀の先生と「これから」を考える。非常に貴重な場となるだろう。
Commented by 石垣文子 at 2012-01-15 21:21 x
30年以上美術教育と関わってきた私としては心つよい働きかけです。
どこかで、なるようにしかならないな・・というあきらめが心の中にあるように思います。山崎先生のようにごまかさないで自分の中の不安に真向に立ち向かう強さがほしいです。なんか、どこかで、自分が何しても変わらないよね・・というずるさが漂ういます。ごめんなさいって感じです。
Commented by yumemasa at 2012-01-15 22:58
石垣さんのこうした声かけ、私にはとってもうれしいです。やる気が出てきます。走ります。こうした支援が心強いです。
誰かが動き出さないと。でも一人ではできませんから。
Commented by tsuji at 2012-01-16 12:42 x
ぜひ,参加して先生のお話をお聞きしたいです。
悲しいかな・・・
この研究会に関して,ご報告がされるのをお待ちしたいと思います。
Commented by 山崎正明 at 2012-01-16 18:32 x
Tsujiさんというか OKAYMAというか 勢いを感じています。滋賀もそうです。とっても 心強い。滋賀は いつも まとめを しっかりとやっています。しかも かっこよく。
滋賀に行くのは楽しみです。そのあと東京で超充実です。
by yumemasa | 2012-01-15 15:41 | Comments(4)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明