日頃の授業にすぐ生きる研究
2005年 01月 20日
教科存続の危機にあって、教科の存在意義が問われている中、今もっとも必要なものは
これまでの図工美術教育を見つめ直し、その価値を再確認できる研究ではないでしょうか。
そんな中で、まだ正式発表ではありませんが、そのような研究がまとめられました。
また、まとめ方にしても、非常にわかりやすいものになっています。おそらく保護者の方が読まれても十分にわかっていただけると思うのです。「そうかあ、図工ってこんなことが大事にされているんだなあと。」こどもが学校でつくってきた作品を親御さんがどうとらえるかの参考にもなるでしょう。
この研究のまとめは、日頃私が大事に考えていることでもあり、同じ思いであることを知り、うれしくなりました。
なお(ア)の「大人や教師の概念や友達から評価の目を気にすることなく」という言葉ははじめて目にした言葉です。しかしこの言葉の中に図工美術教育の本質にかかわることが含まれていると思います。
★ 「会津造形サークル平塚出張所所長のひとりごと/研究のまとめ 4かな」
この研究で子どもの「思い」という言葉が出てきますが、この「思い」を深めるというか、本気になってもらうと言うか、そのあたりが、きっと教師にとって一番難しく、かつポイントになるのだろうなと思いました。私がいつも苦労しているところです。
日頃の授業づくりの参考になる研究です!!!