自然物をもとにした造形(2)
2005年 01月 23日
下の右の作品は娘が幼稚園児のときに、「定山渓自然の村」のクラフトコーナーでつくたものです。(料金は100円!)ここには20種類以上の材料が分類されていて、大人や子どものつくった様々な作品が軽く100点以上は展示してあります。見ただけで、もう、つくりたくなります。子どものコーナーですが、付き添いの親が真剣に制作しているなんて場面もよく見ます。ホットボンドと工作用のはさみが置いてあり、気軽につくれます。幼稚園児も楽しそうにつくっています。
左の作品は、私が大工道具で作業していたら娘がつくりました。宇宙人だったかな?これらの作品は素材を他のものに見立てることから始まっています。「あの雲、○○に似ている」というあれです。
これは小学校低・中学年のときに「定山渓自然の村」でつくったものです。この時も素材を見ながらつくるものを決めていました。ちなみに私の作品があります。手をあげている人です。子どもの作品のほうがおもしろいですね。くやしい!
これも定山渓自然の村でつくったものです。毎年冬に行っているのです。今年は犬を飼っているので行けません。さてこれは4、5年生のときの作品です。この時はあきらかに「鳥」をつくるという目的を持っていました。鳥の巣をつくっていますが、これは小さい頃から鳥の巣に興味を持っているからでしょう。家にもひろってきた鳥の巣があります。
なお、右の作品づくりでは、明らかに「見通し」を持っていました。木の台の裏がオルゴールになっていてますから、やはり、かっこいい作品にしたかったのでしょう。材料はすぐに接着せず、並べて借りに組み立て、気に入らなければ材料を取り替えて、自分のあらかじめもっているイメージにしていきました。鳥や枝の位置も気にしていました。明らかに、これまでの作品作りとは違います。絵画の要素が多いようです。材料代が高いというの子どもはわかっていますし、家に飾る事も考えて、やる気満々でした。
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