洞爺湖のカモメ
2012年 05月 26日
石垣様と山崎先生のコメントのやり取りにも同感です。過去の偉大な美術家の表現のバリエーションも手技ではなく、視覚の多様性・独自性からうまれるものだと私は考えています。
知らず知らずのうちに固定観念に囚われた視覚が我々の<見る>ことと考えがちですが、その前段階の<見る>行為が必ずあります。そのダイナミズムを定着しようという試みが美術表現ではないでしょうか。その人の最もフレッシュな脳みそのフィルターを通過した段階での体験はまだ<言葉>では語れませんが、美術なら表現できるはずですよね!
石垣さんのコメントをもとにした石田さんの論考もおもしろい。「脳みそ」とか「脳」とか「頭の使い方」とか、私も授業の中でよく使います。
まだ 閉じられた世界ですから。どなたでもお読みいただけることが やはり望ましいことです。感謝!