「人間の頭の中こそおもしろい」
2005年 02月 02日
ババッチさんに案内されて2階にあがったら、楽しい作品がどーんと目に入って来ました。
なんだかもう色と形が楽しげに語りかけてくるという感じです。
いろいろなお話をお伺いできました。そこで、子どもの教育論になってしまいました。
バッバチさんのお話しによると、子どもはこの作品を見てもそんなに興味を示さないそうです。作品は動いたりしないし。
子どもにとってはゲームなどはおもしろいでしょうが、本当は面白いことは、外にあるんじゃなくて「自分の頭の中にあるんでしょうね」。
子どもたちは先に行きすぎてしまって、大事なことを失っているのではないかというお話もされていました。
頭の中だといろいろなことが想像できておもしろい、美流渡の自然に触れていると美術の作品を見るよりおもしろい、自然は先生です、日本の美術などはなんか空気が重いものが多いので、楽しいものをと思ってやってきました、など様々なお話を伺えました。
私が、一番印象に残った言葉は「おもしろいことは外にあるのではない。人間の頭の中こそおもいろい。」という言葉でした。
バッバチさんにお会いできて本当にうれしかった。還暦を迎えられたとは思えません。若々しい感覚の方でした。
美術館は休日のみ開館。冬期は閉館中。開館は四月下旬。入場料100円。近くには、フィンランド調のログを意識した温泉「メープルロッジ」があります。
☆ババッチさんの言葉
メンテの後自分のブログにログインできない状態です。なんでかしら?
うちはWinXPなんですけどね。
さて、話は変わりますが、
先日我が子の小学校のフリー参観日だったのですが、他のクラスを覗いて見ると算数の時間でした。人数が少ないので「何でこのクラスだけ風邪ひきが多いんだろう。」と思っていたら、少人数指導で少人数学級に行ってたそう。
そんな話を息子と話していたら、少人数学級の部屋を増やす為に図工室が無くなったという話を息子の口から聞きました。
びっくりです!身近に図工の危機が転がっていました。
なんとかしなくては。
図工・美術が学校から消えて初めてその存在に気がついても遅いですし。
shiho-chさんのように図工室がなくなったことに「びっくり!」と思う親御さんはどのくらいいるんでしょうね。
生徒数が少ないとはいえ、製作途中の作品や資料等を保管するところや、展示するところさえ無いというのは寂しく悲しいものです。
「なくてもいい」という考えが一般化してきているのでしょうか?美術室が無いことに異議を申し立てる人もほとんどいませんし、話になっても長続きしません(涙
非常勤という立場もあいまって肩身が狭い思いです…。
負けませんけど!
私の学校は1年生が美術室を使えません。これはもう学校規模からして限界ですが。
前の前の学校では、空き教室を美術室にしてもらいました。校内では理解者をつくるしかないでしょうね。互いに頑張りましょう。
しかし、来週から普通教室で粘土を使う授業がはじまります。準備と後片付けは休み時間にしてもらっていますが、さすがに生徒は大変です。