Project Wild(その2)

Project Wild(その2)_b0068572_2322547.jpg  今日の講習会では、楽しく自己紹介をしたあと。さっそく外に出てPrject Wild の Activityの一つを体験しました。参加者がネズミ、それからネズミが生きていくために必要な「えさ・水・隠れ家」になりながら、ゲームを進めます。
 ゲームをしている時は、楽しくやっているのですが、やっているうちにネズミが一気に増えたり、減ったりその変化に驚きます。
 とにかく雪の中をひたすら走りました。不思議な事に気分はネズミでした。



 ゲームをしていくうちにネズミの数が「えさ・水・隠れ家」といった生息条件の変化により、ネズミの数が変動して行くという事を実感しました。

Project Wild(その2)_b0068572_23405434.jpg  ゲームが終わって大事なのが「ふりかえり」です。実はこのActivityの時、ネズミの増減を記録したものを、山本さんがグラフで示してくれました。
 そこで、山本さんがこのグラフから気がついた事を質問する訳です。そしてこの「ふりかえり」によって、ネズミが減る時は一気に減りますが、増える時は半分くらいなど…ということに「気づき」ます。さらに山本さんの簡単なまとめによって、野生動物の生息についての自然の摂理について「理解」するのでした。なるほど、実によくできています。このActivityのテーマは「気づきと理解」でした。今日は、もうひとつのActivityも体験しました。

 「プロジェクト・ワイルドでは「生息地の重要性」を基本的なテーマとしています。生息地とは「ある生物の生息条件を満たす、食料、水、隠れ家、空間が適切に配置されたもの」と定義できます。野生生物が生き残るために必要なのは「生息地」です。生物が絶滅の危機にさらされる最大の原因は「生息地の消失」です。」(Prject Wildのホームページより)

 ふと、図工・美術でもこの「ふりかえり」は大事だなと思ったりしました。

Project Wild(その1)

Project Wild(その3)
 

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Commented by cobatack at 2005-02-09 21:38
不思議な事に気分はネズミでした、の一文が笑えます。
こういうゲーム、営業活動で煮詰まった時にやってリフレッシュしたいです。普段の仕事では戦々恐々としていますから。
Commented by yumemasa at 2005-02-09 21:52
根が単純なので。本当にあのゲームは、気分転換に最高でした。あの環境アセスメントの発表のあとに、あのゲームだったらなあと思いましたけど。戦々恐々という言葉を聞き、そうだよなあ、みんながんばっているんだよなあ、と思いました。よし!今日の仕事がんばるぞ、と言い聞かせている山崎でした。あー、しなくちゃならない仕事があります。
Commented by cobatack at 2005-02-09 22:16
私もしなくしゃならない仕事ありますが、会社に置いてきました(苦笑)。
エンドレスにやり続けるのはよくないので、明日の朝です。
by yumemasa | 2005-02-06 23:33 | 環境教育 | Comments(3)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明
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