美術による学び研究会(沖縄にて)その1
2012年 11月 07日
沖縄という地で鑑賞したこの作品は、沖縄に住んでいる人、そうでない人では感じ取り方が違うということをあらためて実感させられました。鑑賞によって感じ取ったことは自己を写す鏡であるっていいますが、本当ですね。そして鑑賞した作品とみなさんの発言とその場の空気は忘れません。最後に絵を描かれた方への質問の場もありました。私たちの話を聞いて非常に喜んでくれました。見ることの面白さや深さをしみじみ感じた時間になりました。
鑑賞の方法を学ぶのではなく、絵を見るということはどういうことなのかその本質を考える機会になりました。
自己理解や他社理解を深める場でもありました。
このように参加者が「鑑賞とは何か」という本質を感じ取れるように設定したNPOアートリンクのみなさんにあらためて感謝します。
下の写真(2枚とも)…別のビーチで同じ作品を見ています。感じ方が変わるんです。フェンスの向こうはアメリカのもの。
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先に会場を後にしてすみませんでした。
家族と一緒だと、動きが制限されてしまいますね(^_^;)
この浜辺の鑑賞は、本当に意義深いものでした。
ただ見たら、日本の旗が書いてあるだけの絵…それが、こんなにも考えさせるとは…絵の力というものも、久々に味わいました。
これぞ、鑑賞。
実は、あれから沖縄のことが頭から離れません。
被災地・南三陸に行った時もそうでしたが、やはり「現場」には足を運ぶものですね。伝わってくるものが違います。
栃木大会でもよろしくお願いします。
街かど美術館のこと、とても聞きたいものですから(^^)
今回、私がお話を聞きたい方に講話をお願いしました。
今回は地域の力をすごく感じましたね。学ぶべきものがたくさんあった会になったと思います。
栃木大会のコンセプトすごく共感します。あれは絶対いいです!今からわくわくしますね。「授業改善」。
アートリンクの宮島さんから、ビーチでこの作品の鑑賞をファシリテートして、と言われたとき、ずいぶんトライアルだなと驚きました。当日、キャンプシュワブに移動しながら、作家さんといろいろ話をしました。そしてトークでは、みなさんの感じたことを「教えてもらう」という姿勢に徹しようと思いました。
沖縄で、沖縄を描いた作品を、沖縄の作家と一緒に、うちなんちゅとやまとんちゅが一緒に見ることができて、とても意義深いものとなりました。宮島さん前田さんの企画力素晴らしいですね。