彫刻刀について

彫刻刀について_b0068572_6493041.jpg 刃物を使う体験はさせたい、けれども、絶対大事な条件は、使う刃物がよく切れるということ。安全にもつながるし。
 切れ味の悪い彫刻刀で彫るのは苦痛で、気持ちよくない。もっとも、切れ味のよさを知らなければ、そんなものと思うでしょうが。
 彫っている時間が楽しいなあ、と感じてこそ、そこに魅力があるはず。

この写真は生徒たちに常に切れ味のよい状態の刃物を使ってもらうために電動のとぎ機を使っているところ。

 
さくさく彫れてこそ楽しい←とぎ機の説明

 子どもの中に どんな力を育てるか、そんなことを考えると授業中での指導を中心に考えるけれども、その前に、子どもにどんな環境を用意しておくか、これはとっても大事なこと。例えば木を彫る場合は、この「さくさく彫れる」刃物は必要条件。

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by yumemasa | 2012-12-14 06:56 | 美術の授業(山崎) | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明