地方の美術教育活性化のために(その1)
2013年 03月 02日
北海道の中学校美術は免許外の先生が多いのが特徴です。(北海道で中学校美術を教えている人…700人。そのうち免許を持っている人400人。300人は免許外です。)さらに小学校では酒井式が広がっていて、大変なことになっています。これらを影響を軽視して結果として広げてしまった北海道の美術教育界の責任も感じます。
さらに地域では研究会が成り立たせるのが厳しくなってきています。図工美術部会員の減少です。
で、当然のことながら私たち石狩がやることは、この北海道の状況を踏まえての研究会の開催です。免許外や図工に自身のない先生への支援的な内容の研究会にします。
そのためにできる限りのことを考えてやっていきます。日本中の地方の図工美術教育も似たような状況にあると思います。この夏の大会で、地方のための研究会のあり方を考えるような研究会にしたいと思っています。立派なものになるかどうかはわかりませんが、提案のあるものにしていきます。熱心な仲間がいますのでやっていけます。
よろしくお願いします。
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☆「Q&A in北海道が残したもの」
特に地方のための研究会のあり方を問う~この視点は,小さな山梨の課題でもあり,興味のあるところです。
以前紹介していただきました「山造連ブログ」
(http://sanzouren.blogspot.jp/)でも,過日行いました山梨の研究会の参加者の寂しい映像(!)をあえて掲載させていただきましたが,その現実を御覧ください(泣)
こういったところでも「造形教育の危機」を感じます…。
でも,この現実から全国大会をどうにか成功させたいと思います!
また,お力をお貸しください。
P.S.山崎先生のブログは,ほぼ毎日チェックして楽しませていただいておりま~す!
東京の私のいた地域も厳しい状況ですが、できる限り応援して行きたいと思っています。
前回の石狩大会では、身につけたい力を明確にした指導案を、さっそく参考にさせてもらいましたっけ。目的がはっきりとした研究会は、魅力的ですね。参加したくなります。
あえてフルネームで・・・投稿。
山梨の画像見てしまいました。うーんです。出張させてもらえない。遠慮。かなり我が県にも共通します。まずは、県内の図工・美術科つながろうよを大切にしたいです。素敵な実践されている方はいる(に違いない!)実は市外だと、縁がありません。辛うじて理事会で地域の理事と話をする程度です。正規の教員数減、学校の統廃合等も影響を受けてのことでしょうが、なんだかな。