活気あふれる展覧会〜大分県の中学生の作品展(その1)
2005年 02月 28日
佐藤誠さんからの報告→
「大分県の中学校教育研究会美術部会と造形教育研究会中学校部会は、毎年「大分県中学校美術展」を開催しています。
今年は31回目になり、先週の月曜日から始まり、日曜日の4時まで、大分県立芸術会館で県下ほとんどの群市からの出品作品、四百数十点を展示していました。
アンデパンダン形式を基本にして特に優れた作品を推奨としていますが、表彰はしていません。
その代わりにというわけではありませんが、全ての作品への寸評を冊子にまとめ出品者や学校、先生たちに配布しています。
出品規定も大変おおらかで、会場の壁面におさまりきれるもので、ほかの作品のじゃまにならなければ、個人作品だろうが、共同制作だろうがだいたいOKです。どの学校の先生方も会場の事情や展示の苦労をご存じなので、さすがにくさかったり汚れたりする作品はあんまりありません。
(私は、数年前、針金を十数メートル敷き詰める選択授業の作品を出品して「罠だ、危険だ」と、怒られましたが、ちゃんと展示してくれました。)
授業の作品以外の部活動や行事での作品なども多数あり、毎年結構おもしろい展示になっています。
いろんな群市の先生方と「おもしろいですね、どうやって作ってるんですか」って話
しながら、作品の搬入事務や展示作業などを進めるのも年に一度の楽しみです。
一週間の展示期間中に訪れる人の数は5千人ほどなんですが・・・・隣の会場で幼稚園から高校生までの書写展を毎年やっているおかげって言うのもあります。まあ、持ちつ持たれつってところです。」
石狩でも作品展をしていますが、作品数こそ500点(平面)を越えていますが、5000人という数字には到底及ばないです。美術教育のよさを広く理解していただくためにもこの作品展の意義はあるのですが、石狩でこの入場者数をあまり気にしていませんでした。大分のことを知り、いろいろと考えさせられました。
佐藤さんは、さらに全国各地の展覧会のことを知りたいとのことでした。このようなよりよいものを求めようとする気持ちがこんな展覧会をつくりあげているのだと思いました
《関連サイト》
★「a.e.net 美術教育研究会」〜大分県の中学校の先生でつくっている研究団体です。毎月集まって研究をすすめています。メンバーが美術教育の実践集などにも執筆しています。子どものための造形教室も試みています。1996年から活動を開始して、今も長く続けていることが本当に素晴らしい。見習わなくてはと思っています。やはり充実した活動をするためには月1回の集まりが必要なのだろうと感じています。いろいろなグループの活動を見ていてそう思います。a.e.netさんの場合は今年で10年目!サイトには「活動の記録」があります。刺激になります。
《関連記事》
☆
活気あふれる展覧会〜大分県の中学生の作品展(その2)
☆子どもの絵のよさに触れていただく
☆作品展の賞状
中学生のとき愛聴していたのが「生と死の幻想」
「祈り」や「グレイトバード」が好きでした。ジャケットイメージに影響されたエチッング作品を作りました。
高校入学の記念に買ったのが「ケルンコンサート」。30年も前の話ですが・・・。山崎さん、似たような趣味嗜好ですね。
その上、ここ数日はA Day in the lifeを聴き込んでいました。
ところで、我が家の犬まだ、おしっこ決まった場所でできませーん(涙)
「生と死の幻想」、私の持っているのはimpulseのCDです。当時はエアチェックしたテープで聴いていました。50年代のjazzのジャケットや写真いいですね。デザイナーのやる気が感じられて好きです。
小学生の頃、NHKの「世界の音楽」のファンでした。デューク・エリントン、カウント・ベイシー、オスカー・ピーターソン、マヘリア・ジャクソンなどはこの番組で知りました。中学校に入ってからはFMレコパルに石森章太郎が描いていたチャーリー・パーカーやバド・パウエルの漫画にも影響されています。コルトレーン、ミンガスを背伸びして聴いていましたが、ある日、ロックの馬鹿っぽさが自分に合っていることに気づきジミ・ヘンに鞍替えしました。
横尾忠則が描いたマイルスのジャケットなどに影響されていました。
外飼いしているうちの犬は、散歩のとき決まった場所でおしっこをします。室内飼いの場合は新聞紙を使って訓練するようですね。
ところでおしっこは訓練しかないんですね。ふっー。かわいいですけど。