環境問題を克服する一つの手だて〜「近自然学」
2005年 03月 03日
左は3500円の本ですが、これは広く読まれてよい本ではないかなと思います。
少なくとも公立の図書館・学校の図書館には一冊はほしい、そんな本だと思います。説明も非常にわかりやすく、一般の人が読んでわかる内容になっています。「環境問題」について考えていくと、気持ちが暗くなってしまいます。しかしこの本には解決策が実例をもとに述べられています。先日娘が環境などについて書いてある本を読んでいて「とーちゃん、やばくない?」(言葉遣いの躾ができていませんね。)というので、「これ、見てみれ。」といって「近自然学」を見せたのでした。スイスの「近自然河川工法」「近自然道路工法」「あるいはアウトバーンの「エコブリッジ」の写真を見せました。感心していました。
★「近自然学〜自然と我々の豊かさとの共存・持続のために」
山脇正俊著(山海堂)2004年4月刊
《重要サイト》
★nikkeibp.jp〜専門家の眼〜の入門「近自然学」
★山脇正俊のホームページ〜.スイス・ドイツで生まれた自然と人との共生共存を目指す「近自然学」を、チューリッヒ州近自然工法アドバイザーの山脇正俊さんが「川づくり・道づくり・まちづくり」を中心にやさしく説明しています。
第1章 近自然学の考え方
第2章 近自然学とビジネス:環境共生ビジネス
第3章 新しい川づくり:近自然河川工法
第4章 新しい交通システムと道づくり:近自然道路工法
第5章 新しいまちづくり:近自然都市計画
第6章 新しいエネルギー利用:近自然エネルギー利用システム
第7章 新しい日常生活:衣・食・住・水・ゴミ