美術教師による学びの分析

 静岡の道越洋美さんが書かれている「研修部だより」に学ぶべきことがたくさんあると思い、ご本人了解の上、掲載させていただきました。(生徒の顔写真もありますが、道越さんの学校ではすでに公開の了解を得ています。)
 
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(山崎感想)道越さんの書かれたものを読みますと、生徒が何を学んでいるかが、よく見えてきます。学ぶことの喜びが伝わってきます。
 この視点に共感します。
 現在「中学校美術Q&A」という活動をしていますが、その中で世間に「美術教育の価値を伝える」ということが大切であるということを提唱させていただいています。道越さんのように こうして他教科の価値を「学び」という視点からとらえることもまた大切だと思い、ブログに掲載させていただきました。どの教科の大切さもわかった上で、美術教育を語ることが結果として説得力を持ちます。
 かつての私は必死さのあまり「美術だけ大切」なんて、とらえられていたような気がして反省しています。もちろん、そんな風には思っていなかったですけど。

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校内で共感を得ることから
 

 
Commented by 笹木 陽一 at 2014-03-13 15:47 x
ご無沙汰しております。現任校に転勤して4年。ずっと研修部に所属して「研修部だより」を号外含め70号発行してきました。今回ご紹介いただいた道越先生のように、単年度で30号を超える発行というのはありませんでしたので、その仕事に感嘆しております。美術科の皆様とのお付き合いはもう長くなりましたが、相変わらずヴィジュアル・センスに乏しく、文字ばかりの通信を発行している私としては、写真を多用して視覚に訴えるわかりやすい内容に、大変刺激を受けました。

山崎先生がおっしゃる「他教科の価値を学びという視点からとらえる」というのは、音楽科の私が「美術による学び研究会」に混ぜていただいている目的そのものです。測定可能な狭義の「学力向上」を越えて、「学ぶこどもの当事者性」を核とした「学ぶことの喜び」を実現する教育課程を、それぞれの現場であきらめることなく求め続けたいと思います。今後も皆様から学び続けたいと思います。

Commented by 笹木 陽一 at 2014-03-13 15:47 x
(連投失礼します)当方の「研修部だより」は、また別の機会にご紹介できればと思います。関心を持っていただけた方は、勤務校(http://www.tondenkita-j.sapporo-c.ed.jp/)までご連絡いただければ、冊子をお送りします。今後とも皆様から学び続けることを楽しみにしています。よろしくお付き合いください。
Commented by yumemasa at 2014-03-13 19:21
笹木さん、メッセージありがとうございます。そして相変わらず勢力的ですね。私も道越さんの通信を読みながら「美術による学び研究会」の登場のときのことを思い出しました。通信くださいね。
Commented by 笹木 陽一 at 2014-03-14 14:12 x
山崎先生、コメントありがとうございます。年度末に今年度分の綴りを作ります。勤務先にお送りしますね(転勤はありますか?)。黒木先生にはPDFをメール添付で送ったのでした。あわせてお送りします。もうしばらくお時間ください。
Commented by yumemasa at 2014-03-14 21:50
笹木さん、転勤を考えて、PDFでくださいませ。
by yumemasa | 2014-03-12 22:46 | Comments(5)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明