知識も大事ですが…
2005年 05月 18日
それで、ふと思い出しました。何年か前のことですが、道路工事の関係で湿地の一部が埋められていました。横にいた娘が「とうちゃん、あそこにサンショウウオとかいないの?」 。娘は小さな頃から自然に触れています。私が好きで連れて行っているのですが…。こうやって小さな頃から自然にふれていないと、娘のこの言葉はなかっただろうなと思います。
以前から環境教育の必要性は叫ばれています。しかし知識としていくら環境教育を大事にしても、実体験がなければ…。知識はもちろん大事ですが、その前に感じる心の感度をあげることこそ大切なのではないかと思ってます。
(以前、授業中生徒に「カエルの卵見たことない人は?」と聞いたら予想以上に手があがり驚きました。)
命の尊さや美など自然から学び取ることのなんと多いことか。
世間で言われている学力向上も大事でしょう。でもそこで得た学力をどう使うのか。次の時代の担い手である子ども達を、どう育てていくのか、世間でにぎわっている学力(受験学力)論に何か大事なものが欠けている気がします。
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自然に触れる喜びを知らない子供たちは、お酒が飲めない大人と同じぐらい損な気がします。
例えがあまり良くないですね。。
なんていうか、非常にもったいない・・・そんな気がします。
大人が自然に触れる楽しさを教えなくてはいけない時代なのかもしれませんね。
それにはまず、身近な大人が自然に興味を持たないとですね。
そして学校でもそういう授業は積極的に実施すべきだと私も思います。
自然に接する事も含めて、何か興味心を駆り立てる授業が、将来子供たちの重要な“熱”に繋がるのではないでしょうか(^^)