娘の作品づくり(その3) 学力について考える
2005年 08月 22日
結局一日8時間くらい作業していた日もありました。トータルでは50時間くらいかかっているかもしれません。
さて、しかし、実はこれで作品が終わったわけではなく、「やまめ」の調べ学習とセットにするというのです。これが、またおもしろかったです。こんな感じで何ページも書いていました。
正直、親ばかですが、素直にうれしいです。
親ばかでよろこんでる私ですが、現在の「(受験)学力論」では問題にされないことだなあと思います。
文部科学省が以前、自信を持って強く打ち出した「新しい学力観」のあの勢いは、いつのまにか、国際的な学力比較の結果でかき消され、「円周率は3で教える」という間違った認識がそのままマスコミを通して広まり親を動揺させ、「分数のできない大学生」をことさら大げさにとりあげ、
うーん、本当に大事なことは何かって考える必要もあるだろうなあ。
なぜ勉強するのか、なぜ義務教育が必要なのか。
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☆Sense Of Wonder
☆娘の作品づくり(その4・おわり) 授業について考える
こういう、自立的学習(自律ではないです)活動を引きだすことを考えていきたいと常に思っています。自立的学習には、学校という装置が無くても可能だろうし、教科という枠も必要ないかも知れjない。でも、こうした学習を支えている力を引きだし育てる企てはやはり教育という視点から考えなきゃならないと思うのです。
ところで、僕も確信はないのですが、陸封型と降海型の区別ですが、オス・メスではないと思います。スモルトという鱗などが出てくる降海準備の変態が起こるタイプが降海するようで、それにはオスもメスもいるはずです。
この最後のすごいサクラマスの写真はオスのものだと思いますよ。オスの降海型の成魚の状況です。
関西では福井や京都府の北部で釣れますが、アマゴの乱放流で区別つきにくくなっています。数年前に山中温泉の奥の県民の森上流で天然の25センチくらいのやまめを釣って以来その顔に会えていません・・。
でも、これを支えているのは生まれたときから、娘には「知」よりも「感」を大事にしてきたことをからはじまっているかもしれません。幼稚園は「自然から学ぶ」。小学校に入ったら、担任の先生の考え方がすばらしかった。ノートに何でもいいから勉強だと思うことをやってきてごらんというものです。絵でも日記みたいなのでも、何でもOK.それを提出すると必ずコメントを入れてくれた。本当に感心したのは誤字の訂正を一切しなかったこと。書いた内容を評価してくれていました。もう、これは「勉強」とは何かということを教えてくれた訳です。これは、かなり大きかったでしょう。そして、そこに親が関心をよせていましたし。ノートは7冊くらい使ったと思います。娘がやった今回のことは、そのあたりがベースになっているのではないかと思っています。
義務教育で大切にすべき学力について(大橋さんもブログに書いていましたね)やはり、真剣に本質論を考えないといけないでしょうね。「低学力、低学力」って騒ぎだしたけれど、それって「テスト」で測定できる範囲のものでしかないわけです。一本のものさしで学力を測定することが子どもの個性や創造性、想像性をむしり取る方向にいくのではないかと、心配になっています。
なによりも、教師や親が子どもから何かを学べる環境というモノが一番大切かも知れませんね。裏返せばそれが最も子どもから見たときに適切な環境じゃないかなって思います。
釣り、好きですよ。。。
9月2日から少し北海道へ行きます。函館ですが、大沼湖や洞爺湖近辺の川って何か釣れるんでしょうかね?そんな暇はないんですが・・・(^_^;)
トンボ帰りで残念ですが、少しは涼しく、おいしいモノ食べられるかと期待しています。
新しいサイト、またこれからも楽しみにしています。今、執筆集中中で外部との接触があまり無いですが、また参加しに行きますね。
執筆中かあ、以前ブログに書いていたものかなあ?
北海道といっても函館は遠いんですよね。ところで、大沼湖ではなく、「大沼」でいいんですよ。8月にひとりで大沼にキャンプしました。
ヤマメについて。この黒小さなボチボチ点が特徴ですね。我が家裏江合川(最上川に繋がる川)でも釣れ,犬と散歩中に数匹釣れた経験あります。もう少しで鮭が,夜あがってくるはず。
ところで、いいなあ近くの川でヤマメですか。しかも犬の散歩中!