最近ちょっとおかいしいぞ、このブログ
2005年 10月 09日
先日、全道造形教育研究大会のプレ大会がありました。
公開授業の子どもの姿がよかったし、助言者として参加してくださった奥村高明先生(文部科学省初等中等教育局教育課程 教科調査官)の提案も非常に示唆に富んでいて、おもしろかったです。
奥村先生がビデオによって子どもの活動する姿の分析をするのですが、子どもが何を学んでいるかが見えるんです。しかも、その分析が深いのです。研究手法としても非常にわかりやすいものになっています。
そして子どもを見る教師の視点が変わる。これは大きなことです。
実は95年の全道造形教育研究大会で子どもに身につけさせたい基礎基本が身に付いている様子の映像化を試みたのでした。そのあたりから私の授業への意識が変わってきたように思います。
研究協議もジョークを交えながらも質の高い、かつ楽しく元気の出る内容でした。60人もの人が参加しての研究協議であれだけ内容の濃い話し合いができるのは、すごいことです。
札幌市の造形教育連盟はトーンが明るいのです。そして授業がよかった。子どもの姿が。この授業は共同研究としての成果でもあります。チームとしての力が感じられました。
で、しみじみ思ったこと、それはやはり子どもの姿を通してこんな力が育ってますよ!ってもっともっと言っていかないといけないということです。
で、去年はこんなこと書いていたんですね。ホームページの方に。
☆ 学ぶ姿
実は、今もすごく注目しているんです。子どもの学ぶ姿に。すると授業改善の先が見えてくるんです。
(追記)
奥村高明先生の話された内容の一部は
初等教育資料No.800平成17年10月号で、述べられています。
10月号は図工の特集です。
特集「子どもたちのよさを生かす学習指導要領の創造的展開(図画工作)」に写真入りでくわしく述べられています。
さて、このプレ大会。面白いですね、ビデオによる分析。子どもは作業中に様々な表情の変化を見せますから、ビデオだとそれがわかりやすいですしね。
岩田さん、ブログで地域に関する取り組みなど書いたら、よろしければ「北海道の造形教育を考える」の掲示板に書き込んでください。