「技術・家庭、音楽、美術は選択でという意見もある」
2005年 10月 27日
9月15日開催された中教審初等・中等教育分科会教育課程部会で、・・(中略)・・「現在の授業時数では、学習指導要領に記載されている事項を、子どもたちに定着させることは難しい。基礎・基本を精選し、それ以上は発展的学習として考えていかなければならない。」(角田委員)などの意見があった。
これらの意見を受けて梶田叡一委員(兵庫教育大学長)からは、
「学校週5日制、週30時間という枠で考えざるを得ない。これまで、国語や理科、数学・算数が大事だという意見が出ていて、1時間ずつ増やす可能性がある。
新たな教育要請については、教科にどう組み込むか、また、出すものは何か検討すべき。クラブ活動、部活動は課外活動として行ってはどうか。技術・家庭、音楽、美術は選択でという意見もある」との発言があった。
(山崎感想)中央教育審議会のみなさんをはじめ多くのみなさんに、美術教育のよさや大切さを理解していただくことが必要だと痛感しています。
情報をご提供いただいた鈴木さん本当にありがとうございました。感謝!
総合的な学習を有効に生かせない理由は,私は二つあると思います。1つは,時間数を一気に増やしすぎたこと。もう一つは,予算なし,増員なしの状況で,現場に非常に多大な負荷をかけたことです。この状況が今回の改訂でもかわりそうにないならば,今後もしばらくは同様の事態が続くことは覚悟しなければならないと思います。このような現状を考えたとき,時数を削るとするならば「総合的な学習」の方であるべきだと考えるのは間違いなのでしょうか?
ちなみに「すくうぇあ」の方に上記のコメントを入れたかったのですが,文字化けしてしまっているようです。
だから、具体的にアクションをおこしているわけです。シキカツさんのコメント、「美術教育の大切さを訴える」の記事にしてしまいたいくらいですね。ぜひアクセスし、意見を投稿してください。計量可能な事、即効性のあることばかりに目が向けられていますね。何たることか!
それより、ぜひ「大切さを訴える」への投稿をお願いします。