図工・美術が選択教科に?
2005年 11月 20日
05年10月31日(月)に開催された中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会 第30回(第3期第16回)の内容が公開されました。
もう20日も前のことです。
☆教育課程部会(第30回(第3期第16回))議事録・配付資料
この中で、二つ気がかりな事がありました。
1、配布資料6の表紙
「教育課程部会の当面の検討課題 ( 例 ) における論点 についての主な意見」の表紙に教科名が示されています。図工・美術は見当たりません。音楽といっしょに「芸術」と記されています。
また「選択教科」という言葉もありません。
2、配布資料7
「小学校高学年の独自性」について(平成16年9月29日 中央教育審議会初等中等教育分科会 安彦委員(意見要旨)の中の意見発表資料(安彦忠彦氏)の追加資料〜「小学校高学年への選択教科・教科担任の導入:子どもは好意的」(山崎注-小中一貫教育校での資料?)
以上の2点がかなり気になりました。小学校高学年で選択教科を実施というシナリオもあり得るのでしょか。
*参考までに安藤忠彦氏の考え方「今後の教育課程編成と基礎学力」←選択教科や選択学習について述べています。ただし、平成10年の内容です。しかし、小学校での選択教科の導入について、そのよさを主張しています。
*ただ、時間数の配分については次のような意見が教育課程部会の中で出されています。
資料8の「全国連合小学校長会の意見発表資料」を読みますと、「総合的な学習の時間の意義は認めながらも35-40時間は他の教科の時間にしていくことが望まれる」としてます。
なんだか今日は一日中パソコンに向かって、いろいろな情報を集めたり、考えたりしています。
しかし、公的なデータだけでの分析にも限界を感じていますが、やるしかないでしょう。
救いもあります。
資料1の「教育課程部会のこれまでの主な意見」の中に、図工美術の大事さを強く訴える委員がいるということです。
一日中家の中も…ということで、近くの風景を眺めてきました。車で10分のところ。