「図画工作・美術教育の大切さを訴える」の製本と発送完了しました!
2005年 12月 04日
当初はただプリントアウトして発送と考えていたのですが、それでは読んでいただけないということと、受け取った方に「やっぱり美術だなあ」と思っていただかないといけないと思ったのです。でも52ページにもなってしまいました。ただし、すべてのページに写真を入れました。写真に簡単な解説を加えました。
中央教育審議会教育課程部会の委員の方々全員に発送しました。今月の12日が教育課程部会です。
まだ他にも発送する予定でいます。印刷、気が遠くなりますが…
ふと、印刷しながら思いました。図画工作・美術教育の大切さを多くの方にご理解していただくことが、今後も継続していかなければならないと。
みなさんの文章を読みながらあらためて、いろいろと考えさせられました。勉強になりますね。ひたすら感謝です。
《追記》
これについて中央教育審議会鳥居会長から手紙が届きました。やってよかったです。ありがとうございました。
全ての記事に写真ですか、素敵ですね。きっと「手に取る」ものになっていることでしょう。この写真からも「オーラ」が出てますもん(^^)
いやあ、とにかく一段落。ずーっとMACの前にいました。裏表印刷したので、めんどうでした。
冊子の絵には解説をいれたんだけれども、もしかしたら、今度はそんな仕事をしたらよいのかなと考えたりしています。子どもの作品にコメント付けながら、「なるほど、こんな力が育つのかあ」「こんな背景があってこんな作品ができてきたんだあ」とか、教師だからこそ書けるコメントをつけて公開。生徒のコメントをつけて公開。どう?いろんな先生の指導された作品を紹介するわけです。子どもの作品展じゃできないようなこと。西尾さんが「こども美術館」で解説ナビをやっているけれども、あれも非常によい仕事です。こんな事考えていたらまた仕事ふえちゃいますね。
シキカツさんもstream-naviさんもプレゼンのことを語っておられましたけれど、冊子をつくりながら、プレゼンのあり方も考えちゃいました。
たぶん、ただブログを見るのと印刷物で見るのとでは全然違う印象でしょうね。見た方が心動かしてくれるといいのですが。
今日からうちの学校では1年生の保護者面談が始まったのですが,その中で嬉しい話がありました。
実は,自分は「美術が選択教科に?」という件を学級通信で流していました。関心をお持ちの方は「…大切さを訴える」のブログも見てくださいとコメントをつけて。
結果としてうちの保護者からの投稿は無かったのですが,今日の保護者面談である保護者から
「ブログを見ました。自分も文章を作れたら投稿したかった!でも,なかなかうまく作れなくて…」とのこと,強く強く訴えられました。「応援しています」と激励もされてしまいした。嬉しかったですよ。面談の最後の方だったのですが,まぁ30分も時間をオーバーして話してしまいました。今回の件を通じて,こちらも少しではありますが,人のつながりが広がってきているようでうれしいです。
マスコミを通して広がった低受験学力論、親達もさわいで、結局は文部科学省を動かしてしまったという面もありますよね。
というか、結局はマスコミがそのような役割を担ったともいえるでしょう。各メディアも味方にしなくちゃならないのかなあ。そう、教育内容は国民みんなのためにあるのだから、意見を表明してもいいですよね。ノブジンさんと知りあってから5年にはなるかなあ?
いろんな方も書かれていますが、みんなの声がネット上の「バーチャルなテキスト」から「リアルな本」になる意味って、とっても大きいと思います。それだけの手間をかける事で、関わった人たち(特に山崎先生)の「本気度」が読む側に伝わると思います。
絵や写真を添えるって大事だと強く思っています。
私も森の件でこれまで村や県や市へ向けて、様々な提案書&意見書を出してきました。
それには必ず、写真を入れるように努めました。(全ページまで用意できる写真のストックがなかったのですが)
どんな森にすべきかイメージ画(イラスト)も色鉛筆で描きました。
プレゼンして話すのと同時にやっぱり目から入ってくるものによって
イメージは幾分しやすくなると思います。
要は相手にイメージしてもらえるように、なるほど、それもそうだなあとおもってもらいたいが為のプレゼン&資料ですから
「正しさ」の理論を伝えるよりも、考えてもいなかったことに思いを馳せていただきたい一心でした。
書けなくても考えておられる方は大勢いらっしゃいます。
これからは、ぜひ、書ける人だけがモノを言うだけでなく
いろんな人の思いをきちんと集めていくことが大事じゃないか?と思います。
私は子ども達にはディベート力でなく、インタビュー力をつけてほしいと思っていますし、
大人だって、特別なスゴイ人じゃなくてもごくごくフツーの目立たない人だって、インタビューしていくと、その人その人の凄さが発見できます。
美術に関わる仕事に就く人だけでなく、一般大衆の一人一人でさえ、このくらいのことを考えてるんですってことを声を拾って証明していかれたら、山崎先生の思いはどんどん前へ上へ強く進んで行けるのでは?と思います。
提出期限が過ぎてから、あ、あの人にも書いてもらえばよかったな、と思える人がたくさん思い浮かび、申し訳ない気持ちがあります。
今後も何かあれば、もっともっと私も声をかけていき、
多くの大事な声を集めるお手伝い、したいと思います。
これからもどうぞよろしくお願い致します(^^)
「質問してみることで考え始める方」も登場されるハズ!と思いますよ!
ところで、インタビューの力をつけたいということ、私も本当にそう思っています。どれだけ相手の方から引き出せるか、これってとっても大事だし、おもしろいことなんですね。
つまり、学ぶ姿勢が問われているともいえますしね。
さてと、12月中に中央教育審議会の教育課程部会がどんなまもとめを出してくるのかとっても気になります。
まだ終わった訳ではないし、これからまた、いろいろ考えていかなきゃならないなあ。今回応援していただけてことで前向きになれた山崎でした。感謝。
山崎さん、お疲れさまです。とてもすばらしいものが出来上がってきたのですね。続けていくこと、広めていくことの仕事、取り組んでいきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。
みんなが当事者意識になれば…。審議の最中に誰かがあの冊子のこと思い出してくれればいいなと思っています。
抗議というよりお願いといった感じです。
今回の投稿で、個人的にもどうして図画工作・美術教育が必要なのか自分なりに突き詰めて考えることができてとてもいい機会になりましたし、他のいろいろな方の立場からの意見を知ることもできて大変参考になりました。これからも、このブログを読み返し、他の人にも広めていきたいと思います。
まだ、この危機を知らない人も多いですから。ただ年内の教育課程審議会がどういった内容を発表するか、それによって、また対応を考えなくちゃならないですね。旭川の美術館との取り組みいいですね。
読み返してみると恥ずかしいです。でも、これからもよりいっそう教科の大切さを生徒に伝えていきたいと思う良い機会でした。ありがとうございました。
製本お疲れ様でした。そしてありがとうございます。あれから皆さんの投稿した記事を読むにつれ、心強いと言うかたくましいというか、何か孤独ではなくなりました。僕の周りにも美術の非常勤講師などをして、講師といえど教育に関わってる者がいますが、誰一人美術教育の選択化の危機は知りませんでした・・。そういう中に居たものですから、山崎先生や皆様の記事を拝見するまでは何だか孤独と言うと言い過ぎですが、むなしいに近いでしょうか・・そういう感覚でいたのです。
それと、皆さんの記事が危機感はあっても悲観的でないものが多く、僕自身少し明るい気分にさせていただきました。僕はどうも悲観的に物事を捉える癖があるようです・・・。
ところで、確かにダイスケさんが言われる通り、悲観的じゃないですね。何か新たな決意さえ感じますね。なるほどなあと改めて思いました。実は私も昔は悲観的な文句おやじだったんですよ。改訂するごとに時間数が減っていく感じでしたから。でも今は違います。ダイスケさんだって違います。共にやりましょう!!こういうコメントうれしいです!