さよならスライド
2005年 12月 15日
画集や生徒作品を35ミリのリバーサルフィルムで撮影。気がついたら撮りためたカットは1000を越えています。授業の必要に応じてスライドをセレクトして使っていました。
今はコンパクトで明るいビデオプロジェクターもあるし、デジカメの写真を使うようにきりかえました。
細部の描写は、スライドには負けるけれども、やはりパソコンを使ったプレゼンは文字も入るので非常によいです。
スライドでは写真を並び替えるなんてのは大変でしたが、パソコンなら楽勝です。スライドプロジェクターは画像の台形状の歪みは補正できませんが、ビデオプロジェクターならしっかりした長方形も可能。OHPとスライドを切り替えなくても済むし。
というわけで、3年生の授業「自分という人間の存在証明」の導入では、非常によかったです。部分を拡大したり、写真を並べて比較したり。
ただアンドリュー=ワイエスなどのような画家の絵では細部の描写がスライドに比べると、やはり画質で負けてしまいます。
新しいことを試みるのは楽しいです。ちなみにプレゼンソフトはPowerPointではなく、KeyNoteです。これも使い勝手のよいソフトです。このところ、授業が終わったら写真の入れ替えなどを生徒の反応に応じて毎回改良しています。
あのがちゃがちゃと動く動作や音も捨てがたいですが。
KeyNote2欲しいなあ。あー、また物欲が…。
小田さんのこの前の講演会のプレゼン絵が豊富なんでしょうね。見たかったなあ。
今度、スライドショーのCDロムお送りしましょうか。でも欧米メーカーの光学機器は、どうしてひと味違うのでしょうね。プレゼンの話術をもっと磨かなくてはいけません。
corvoさん僕にもCDロム願います!
stream-naviさん、メールで住所送っていただけますか。うちのサイトのcontactからメール出せます。住所受け取り次第、発送します。
今日も「知識なんかいいから、感じ取ってくれればいい。」と言いました。「好きな作品に出会ってくれればいい」とも言いました。考えるに時や国を越えてワイエスやピカソや松本竣介、中原悌二郎が子ども達にかわるがわる語りかけているわけですから。なんかすごいことです。生徒の目いいです。
中学で経験できるのは、羨ましいです。
今日、CDロム郵送しました。しばし、お待ち下さい。
先日、卒業生からメールが来ました。中学生の頃見せてもらった作品が印象に残っていて、ときどき美術館に足を運ぶとか。うれしい限りです。