十勝岳連峰(三段山)に行ってきました

今年で4回目となった春山登山(…と言っても山頂は目指しません。山歩きと言った方がよいかもしれません。でも今回は調子がよければ頂上をと思っていました)
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今回は三段山から十勝岳や富良野岳を眺めるというのが、一番の目的です。娘はスケッチがしたいと言っていました。



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吹上温泉から登りました。雪面には無数のシュプールがありました。これまで行ってきた三段山やオプタテシケ山方面と違い、積雪期としてはポピュラーなルートです。今回はツボ足(スキーもかんじきも使わない)です。歩行にストックを使うと楽だというので使ってみました。
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午後3時から登り始めましたので、この時間帯ではもう登る人は誰もいません。
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前十勝岳から噴煙がまっすぐにあがっています。風がなく、実に穏やかです。
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富良野岳がはっきりと見えました。学生のとき、正月に富良野岳に登りました。その時は悪天候が2日続き、テントが雪でつぶされそうになりました。やがて快晴。北尾根というルートから登りましたが、スキーを背負って、ザイルやアイゼン・ピッケルを使っての登山でした。下山は別ルート、雪洞を掘って泊まりました。うーん、なつかしいです。今はそこまではしないなあ。やってみたい気もちらりとあるけれど。当時の登山で感じていたのはそのハードさが楽しかったのです。その場その場で出くわす状況をどう判断し、どう対処するか、自分の知識と経験を総動員しての判断になります。
 しかし、娘との登山はゆったりゆっくり、景色や会話を楽しみながら、これはまた魅力的です。頂上を目指さないというのも、無理せずすぐ引き返すってな感じで気持ちにゆとりがあります。

三段山に行ってきました(その2)
Commented by masaji-tsuchiya at 2006-04-18 00:25
もう20年以上も前のことですが、北アルプスの剣岳が目の前に
ある剣御前岳に登った事がありました。夏でしたが、スキー背
負って雪渓で滑りました。ガチガチの雪でしたけど。
夕陽、朝日、雲海・・・もう別世界のようでしたね。
夜には遠く能登半島の形が、街の灯りでわかりました。
懐かしいなぁ・・・
Commented by yumemasa at 2006-04-18 01:10
土屋さん、わかります。わかります。あの「別世界」という感覚。広大な空間。今回私達も街の明かりを見ました。娘が感激していました。
それにしても夏山んぽ雪渓で滑るとは、相当好きだったんですね。なんだか、そんな話を聞くとうれしくなります。黒岳でも夏スキーはやっていますね。
by yumemasa | 2006-04-17 23:25 | 外遊び | Comments(2)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明