細やかな感性
2006年 04月 30日
私の学校では、地域の方と子どもがふれあう時間と場が用意されていて、お茶などの作法を地域の方から学んでいます。
この盆に添えられたタンポポ。いいですね。細やかな感性が育つ、そんな気がします。この最中のあんも手づくりでした。
このお盆を眺めながらとても心が穏やかで幸せになるのでした。
さっそく、地域の方にお会いしてお話しました。廊下に飾っている花も、その方によるものでした。
こういったデリケートな感覚、大事だなと、またもや頭は美術教育モードに。
日本文化かあ、ここが奈良や京都だったら、どう感じるのかなあ。昨年生まれてはじめて本格的な茶室に入り、感動していたのでした。その精神に触れて。
そして中学生がそろり、そろりとした足取りで、笑顔で「どうぞ」。いいなあ。
このタンポポ2輪挿してありますが、片方は高く、片方は低く、葉っぱは少し下げて3枚添えてありました。お茶を飲む位置から見ると、ちょうどいい感じです。バランス感覚ですね。
地域の方に今後いろいろ教えてもらおうかなあ。そうそう、ふれいあいルームというのがあって、「紅白梅図屏風 尾形光琳」の屏風のレプリカもありました。実は美術教育の話もしちゃった。