7月19日〜20日岡山県立美術館にてアレナス氏による研修
2006年 05月 03日
アメリア=アレナスのキットを具体的に美術館にて展開する特別展を開催します。それに伴い、アメリアの直接指導がある「研修=ワークショップ」を計画しています。展覧会ではキットを教室での利用だけでなく、実際の美術館の本物の作品を使って子供達と鑑賞を楽しもうと連日対話型鑑賞をします。このワークショップに参加された方はその際の鑑賞ナビゲーターとして実践場所が用意されています。
教員の皆様には忙しい時期かとは思いますが、日程の相談等、美術館では個別に相談を受付ける模様です。アメリアの直接研修は内容も濃く、方法論だけでない広がりがあります。担当学芸主幹 広畑浩を始め、私を含め数人の教職経験者が研修に関わっております。美術館教育のみならず学校美術教育の一つの切り口に利用していただければ幸いです。
「まだ計画段階ですが、この展覧会期間中は全ての鑑賞ワークショップ及び研修を公開する予定です。
期間中何時美術館に来館されても何か持ち帰っていただけるよう、思案中です。
なおこの会期中に岡山市の小学校図工部会主催による、岡山市小学生対話型鑑賞教室が8月初旬に開かれます。
昨年はVTP鑑賞法(対話型)の研修を美術館の教育普及で開催、鑑賞教室には市内小学生1000人を越える応募があり、ナビゲーターの先生の数と美術館のキャパを考えて、泣く泣く6年生約70名と鑑賞体験をしていただきました。
今回は「MITE!」のキットとアメリアの研修を先生方に体験していただき、
更なるスキルアップを考えています。そしてできるなら昨年参加できなかった全学年生に機会を設けたいと考えています。勿論その様子も公開する予定です。
私事ですが、現在岡山県美ボランティアの他に東京国立近代美術館のガイドボランティアをさせて頂いて居りまして、そちらで埼玉県立近代美術館・世田谷美術館・宇都宮美術館などのお話などお聞きいたしております。東近美では地域密着がとりにくいに合わせて教育普及連絡機構的な役割の拡大があるようで、益々前述3館などの活動が重要となるとか。私も機会をつくり見学に行きたいと思っています。
P.S.
岡山県美のサイトにあります「国吉キット」につきましてはまた機会がありましたら覗いて見てください。
これについては非常に楽しい(?)内容についてのディスカッションがあり、ボランティア内ではまだまだ完成形とは認めていません(笑)。地方美術館は冬の時代ですが、内部は結構熱いです。
岡山県立美術館ボランティア 川上 好美
☆岡山県立美術館
以上については岡山県立美術館の公式な発表ではありませんが、岡山県立美術館のボランティアの川上好美様からの情報提供です。感謝。
詳しいことにつきましては上をアクセスしてください。
なお、国吉キットはあとで、ゆっくり見てみます。
ところで一番驚いたのは岡山県の「鑑賞教室には市内小学生1000人を越える応募」があったという事実です。すごい!熱いですね!岡山。
非常にありがたいメールでした。刺激になるなあ。どうしたら1000人も応募があるんだろう。
《関連記事》
☆鑑賞教育のおすすめテキスト
☆アメリア=アレナスさんの鑑賞授業
☆中学生は本物を求めている
☆対話型鑑賞について異業種の方から学びました
☆7月19日〜20日岡山県立美術館にてアレナス氏による研修
うわ~、わたしも日本にいたら駆けつけたかった(涙)
1000人を超える応募って、スゴイですね。
ほんと、どうしたらそんな人数が集まるんだろう・・・。
アメリア関連の話題ではありませんが、
是非、ご紹介したい美術館に出会ったのでTBさせて頂きました!
こちらの美術館と教育も、なかなか素晴らしいです。
日本から、応援しています!!
絵の見方が広まり,深まる。そして自分らしさを感じる。楽しいですね。
本日5月14日、先ずは顔合わせ&オリエンテーションの半日講座がありました。参加者は60名、皆さん専門もキャリアも色々ですが、とても熱心な方々で我々ボランティアも身が引き締まりました。
次回の研修でアメリアさんがスタッフにどのような構想を話されるか、期待とプレッシャーで広畑さんも我々もドキドキですが、もう頑張るしかありません(笑)。外部からのスタッフ参加の方にも良い体験を持ち帰っていただける様、受け入れもまだまだこれから試行錯誤しながらも充実させていきます。
ところで我々ボランティアは「MITE!」おかやま展は色んなジャンルの方々に関わって貰える美術館展覧会と意識しています。どうぞ、期間中に限らず遊びに来てください。お待ちしています!
これからも機会あるごとにご報告させて頂きます。宜しくお願い致します。