美術教育の力を問う研究会

 「学会」などと名前がつくと、どうも堅苦しい印象があったのですが、「日本美術教育学会」の事務局の大橋功さんとネットで交流してから、その印象が変わりました。

その日本美術教育学会が以下のテーマで研究会を開催します。
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 日本美術教育学会のWEBサイトに心に響く言葉がありました。

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 いまわが国の教育は、かつての「ゆとり教育」の反動から、「学力重視」の方向に大きく変わろうとしています。この相反する両極の間いあって、翻弄され続けてきたのが「美術教育」です。

 美術教育とは感性教育にほかならず、これなくしては真の人間としての教育は成り立ちません。教育とは日々生きることに喜びを感じる人間を育てることです。美術教育とは何か、この問いはまさに教育そのものの根幹にかかわる問題でしょう。

このたび静岡大会でのテーマは、つくり出す喜びから人間として生きる喜びを、どうやって子どもたちに自覚させることが出来るかを理論と実践の現場から、もう一度原点に立ち返って問い直そうというものです。
日本美術教育学会会長  神林 恒道

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共同討議テーマ(=パネルディスカッションテーマ)
つくり出す喜びから生きる喜びを求めて-美術教育の力を改めて問う-

◇ 開催日時 2006年7月29日(土) 30日(日)
   9時 受付開始  9時45分開会 (30日は9時30分開始)
◇ 会  場 静岡文化芸術大学
〒430-8533 静岡県浜松市中央二丁目1番1号 

日本美術教育学会

《関連記事》

幼児期及び児童・少年期の「夢と感知融合教育」
↑聖徳大学教授, 女子美術大学客員教授 遠藤友麗先生

《追記》

 山崎はこれに参加することにしました!

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by yumemasa | 2006-06-24 02:04 | 美術教育の研究 | Comments(0)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明