美術とコミュニケーション

美術とコミュニケーション_b0068572_19351428.jpg19


「読書感想画」中学校2年生

 自分の考えや感じていることを色や形で伝えることができるというのは美術の中で大事な力の一つです。その力をさらに高めるために、アイディアの段階から生徒どうしで交流しあい、高めあう学習をしました。「少年の日の思い出」をもとに発想し、作品が完成するまでの、スケッチを紹介します。
 学びあう学習をすることで、生徒が表現に対して深く追求するようになりました。
生徒の感想から表現への強い思いが読み取れます。

美術とコミュニケーション_b0068572_19371491.jpg


(福岡県 中学校 教諭 松永登代子)

《関連サイト》

RGBとCMYの不思議な関係←松永さんのブログ
Commented by tanaka-masato at 2006-08-21 23:43
山崎先生へ・またお邪魔させていただきます。「上手な作品をつくらせることが美術教育の成果ではありません・・・」に感じるものがあります。私自身、小学生時代の絵を描く時間、たまたま混ぜた色が面白い色になって、それを先生に誉められた記憶があります。そんな記憶が私を「建築」の方向に、また「まちづくりの仕事」に向わせたのかな・・・と思っています。感性を磨く・・・に、にわかに成果を求める成果主義は似合わない、とも思います。すばらしい先生に出会えることは子どもたちにとっても大きな財産になります。その、キャッチボールできる環境作りに力を注ぎたいと考えています。
Commented by yumemasa at 2006-08-22 00:05
tanakaさん、「キャッチボールできる環境作り」というコメントなんだかすごくうれしいです。よろしくお願いします。図工や美術の成果主義もあります。それは極端な作品主義です。よい作品を描かせればよいみたいな…。このブログではそんな結果だけではわからない、日頃の子どもの学びに目を向けていきたいと思っています。ちょどtanakaさんが、コンクールで作品が入賞したとか、そういうことではなく、「面白い色ができた」という体験で得たもののように。
by yumemasa | 2006-08-20 19:35 | Comments(2)

「美術教育」や「自然」に関するブログ。人々がより幸せになるための美術教育について考え、行動します。北海道北広島市在住。中学校教諭32年、大学で幼児教育・初等教育担当8年。現在、時間講師。


by 山崎正明