「子どもにとって大事な時間・図画工作美術の時間」発送完了!
2006年 10月 09日
今回は文部科学省・初等中等教育局の他、中央教育審議会・初等中等教育分科会の全員に発送させていただきました。(一名だけ住所がわからず発送出来ませんが)数にすると70人弱です。
発送しながら思いました。これは、言ってみれば図工美術教育の価値を伝えるプレゼンテーションなのだろうなあと。このことを、私のようにゲリラ的にやるのではなく、美術教育研究団体などが組織的に取り組んだら素晴らしいだろうなと思いました。しかし、この方法を思いついてから日がなく、個人でやることにしました。
なお、この「子どもにとって大事な時間・図画工作美術の時間」を研修の資料として印刷して使いたいという方もいらして、うれしいかぎりです。
うーん、ひと仕事終えたなあというのが実感です。みなさん応援・ご協力ありがとうございました。
この資料を手にした方が一人でも二人でも心を動かしていただけるならと願っています。
図画工作の時間が次期指導要領の中で十分な時間が保証されますように!
《お知らせ》
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「感じ取る心」を大切に、私も私のできるところから精進していきます。
健康には十分に留意なさって、これからもリーダーシップ(笑)!を発揮していただけることを期待しています。
そうそう「感じとる心」というか「受信力」、美術教師がもっとも磨かなければならないことですよね。精進、精進!
こう考えると昔の私は生徒に発信はしていたけれど、やはり受信は弱かった気がします。
この受信を大事にしてから、自分が変わってきました。教師が変われば生徒も変わる、本当にそうですね。
この美術教育のプレゼンを考えるということは、教科の本質を考えるということでもあり、いずれどこかの研究組織なのでもやっていただけたらと思っています。今度の指導要領改訂が終わり、またその次の改訂作業に向けて、このようなことを世論に訴えていくことが大事でしょうね。
組織であるがゆえに全体調整が必要ですから、時間がかかるのは当然でしょう。個人はある意味勝手にやれますから。
とにかく研究会の場でのあの確認は非常に大事だと思っています。会として、しかるべきアクションをおこしたわけですから。
ですから、頼りになる存在があるというのは心強いです。これからもどうぞよろしくお願いします。
今は委員さんが言いたいことがいっぱいあるようです。昨日の会議では2分間自己紹介したそうですが…。こんなタイミングでは…。
ただ、これを支援するであろう「日本教育再生機構」のメンバーの意見を読んでいたら…。
現段階では図工美術教育がどうのこうのというレベルではない感じです。日本の教育はどこに向かって行くのか…。
どちらにせよ、出来る限りのことはしようと思っていますが、慎重にやっていきたいと思っています。
「教育再生会議」は注目していなければなりません。
中央教育審議会で膨大な時間を費やして審議しているというのに…。どうなるんでしょう?
ヘンに走り出した人を追いかけて後ろからモノを言うのは大変です。
私は図工&美術の時間数のことを伝えたいのではないのです。
(これは先生に失礼になるのか?だったらごめんなさい)
でも図工&美術には人として大切な要素がかなり含まれていること、教科や時間ではなく、子どもが子どものうちに体験させておくべきことは何か?大人は先生達は子どものどこを見て一緒に時間を過ごしていくのか?そういう一番根っこのスタートの原点の大事な部分を意識して何事も考えていただきたいのです。「中央教育審議会」が時間をかけてもたいしたものを出してこなくて、たいした成果も見えないから、忙しい頭のいい人達でチャッチャと決めてしまおうってことではないのでしょうか?新政権になり、絶対に結果成果を出すって意気込みがあるハズですし、これまでのものを全否定に近い形で見直すつもりでは?と思っています。
人として大切なことがたくさん詰まっているから、これから子ども達に何を吹き込もうとしているのかよくわからない人達へ先にこのことを頭のどこかで意識しながら考えていっていただきたいのです。「図工の時間」の映画のDVDもあったら添えて。いかがでしょう?
それから中央教育審議会の方々は時間をかけてもたいしたものを出して来ないというのは見方が違うと思います。まあこれはウズラさんの考えではなくて、多分このように判断されて再生会議ができたのだろうということです。
審議経過報告を見ていてもその資料を見ていても、よく、この短期間でやるなと思っています。いろいろな方がいらっしゃいますが、手紙をいただいた方々の文面から子どもの姿を見てくれていることがわかります。
実は前回、私の先輩がこの件の関わっていて、ものすごく忙しかったという話もおうかがいしていますし、真剣だったとも聞かされました。
教育再生会議は政治的なものを感じています。ですからここは慎重にならざるを得ません。
ただし、大臣補佐官の教育再生担当の 山谷えり子氏には資料を届けています。
ところで、DVDを贈れたらいいなとは私も思いましたが、20万円を超えます。資金集めをしたりすると、しがらみができますし。やはりできる範囲で。