「子どもにとっての貴重な時間」を見ていただけました
2006年 10月 19日
授業等での子どもの姿を資料としてご提供いただいたみなさん、また応援メールやコメントをいただいたみなさん、本当にありがとうございました。
いただいた手紙の中に共通する言葉は「子どもの姿」でした。また「教育現場からの貴重な資料」と受けとめてくださったようです。真意をご理解頂き、本当にありがたいなと思います。
また資料を提供していただいた方はその意図をくんでくださり、これも何と心強かったことか。個人と何人かでやらせていただいたことですから、教科のよさの全てをお伝えするという訳にはいかなかったとは思いますが、その一端はお伝え出来たように思います。
さて、今回図工美術のその存在価値をプレゼンさせていただいたわけですが、実は各教科がなぜその教科が必要なのか、その本質をもっともっと考えていけば、教育はより豊かになっていく、そんな気がします。
「なんで勉強するの?」そこを誠実に子どもに答えてあげたいです。また子ども達にも考えてほしいことです。勉強が受験のための道具に成り果ててはいけないはずです。理想論と言われるかもしれませんが…。
結局は人が幸せにいきていくためなのですが…。そこが忘れられていると思うのです。
山崎正明
☆「子どもにとっての貴重な時間」はPDF資料としてダウンロードできるようにしてあります。必要な方はここをクリックしてください。
☆「子どもにとって大事な時間」発送完了!
さて村西さんのコメントに書かれている内容、ものすごく共感します。
大人が変えてしまったという見方、まったくその通りですね。どうも、教育問題では学校や教師のみがやり玉にあがっている感じは拭えません。
逆に学校から提案して行かないといけないですね。説明責任等という言葉でビビること無く、逆に提案責任くらいの意識でやっていきたいと思っています。もちろん自分に「調子にのるなよ!」といい聞かせつつ。足下をしっかりみながら、やっていきたいと思っています。
それにしてもこうして思いのつながる仲間がいるというのは心強いですね。元気も出ます。
ところで、なぜかは、わからないのですが、村西さんのブログにコメントができないのです。残念。
人との出会いとつながりはほんとに力になり勇気になりますね。最近、校外にでて授業実践をしてるとほんとに痛感します。また、こういったことを行うと校内も元気になるようで、ほんとにいい感じです。
http://sbblog.exblog.jp/
つながりますねー。楽しいですねー。
何らかの形で,宮城で行動起こすかもしれません・・・。数年後にでも?
そこで、そのことを、子どもの姿で伝えようとしたのが、この資料です。
そして作品にこめられた子どもの思いを子ども自身の言葉で話してもらうということもありました。
この子ども言葉を聴きながらというのは、このブログでもたびたび登場している寺内定夫氏からも学んだことがきっかけです。「絵で聴く子どもの優しさ」は幼児から小学生が中心ですが、それは高校生や中学生にも通じる部分があります。寺内定夫氏はとっても優しい方であるがゆえに、教育実践については厳しいです。
機会があったら千里敬愛幼稚園のWEBサイトを見てください。勉強になりますよ。
最近ね、ちょと問題を起こして反省している生徒が最近歴史の授業がおもしろいと感じていると話していました。社会の先生の授業は人間の生き方を考えるような視点で実生活や身近なところと結びつけて授業をしているんですが、そういったことも伝わっているようです。そういうことが大事なんだろうと思っています。
以前、中学校3年生に人はなぜ学ぶのかって考えてもらったことがあるんですが、その中に素晴らしい答えもありました。それこそ各教科について。
そしてウズラさんの言われるように「しっかり力をつけておけば、いつでもどこでも一人ででも勉強できるということです。」そう、これですね、これ、よりよく生きるためにね。
そしてこれまで築き上げてきた人類の英知を次世代に引き継ぐというのもありますね。