研究会について考えるー授業の前に研究の主旨説明
2006年 11月 27日
視点を持って、子どもの姿を見ていただくことで、研究協議に深まりが期待できる。さらに研究の説明は研究会でも最も大事な部分といえるもの。ていねいに説明させていただく。最低でも30分。当然、討議の柱も説明。ただしそれだけに発表内容や方法もしっかりやらないといけない。
なお、発表内容は事前にwebで公開しておく。
《関連サイト》
saibikanさんの「 わくわくアート」でこの記事の関連記事を書いていただきました。ブログのよさってこういうことができることですね。
☆ 発表会の形とオリエンテーション
会津造形サークルの平塚さんのブログ、更新回数は少ないけれど、平塚さんの発信内容には共感することがとても多いです。今回は研究会について書かれていますが、授業前に研究の説明はまったく同じでした。公開授業の時間差公開についても書いています(札幌でもやっています)
☆ 県大会終了
☆ ハートART夢広場の美術教育BBSに研究会のあり方というテーマで投稿させていただきました。Aさんとのやりとりがおもしろいです。
《追記…06年12月2日》
「会津造形サークル平塚出張所」の平塚さんが「授業の前に研究の主旨説明」することの問題点を明確に示されていました。参考になります。まるで共同研究です。これはブログのよさでもあります。track backしていただきました。
授業や全体会、分科会の順番がこれでいいのかな?という感じもしました。
本来なら、山崎さんのおっしゃるとおり、全体会が最初で、ここで、研究の軸が発表され、
その軸を元に行った公開授業や、その軸を元に呼びかけた分科会が後に続く方が自然かと。
自然というか、軸を最初に知ると言うことは、参加者にとって、その研究会の目的を知るわけですから、後の授業や分科会も共通視点を持って参加でき、討議もしやすいのは当然。つまり、全体の趣旨にどれだけ迫れたか、迫るための手立てができたか、そのための評価との一体化が図れたか、などが焦点化できそうです。
先日の県部会の研究授業でも、本来県の今年のテーマがあって、まずは授業者の先生も、そこから考えが始まっているわけですが、実際の授業研究会では、そこに目を向けた意見が出ずに、行われた対話型鑑賞についてのことばかりになってしまったりしました。(なので、私がその部分について意見を述べました。)
このような感想をいただけると参考になります。
ありますね、せっかくの授業なのに(つまり提案です)そこから話題がそれてしまうことが…。これは司会者との打ち合わせも相当やらなくてはなりません。
そして何より、研究の説明の仕方によっても研究協議で話し合われる内容も左右されるでしょう。
08年では授業の見方についても、しっかり説明したいと思っています。特に子どもの表情にも注目。したがって当然のことながら授業は前か横から見ていただくことが基本となると思います。後ろから見ていてもわかりませんから。
とにかく出来る範囲でですが、理想の研究会のあり方を考えていきたいと思っています。これからもご意見を聞かせてください、共に考えていきましょう。
もう少しいろいろな意見を聞きたいです。
工夫してうまくいった例などが聞けるといいですね。
とにかく、マンネリを脱却していく必要はあります。
子ども達の姿を上の方々に知らせるのも必要ですが、
私たち教師の姿も見せられようにしないといけないような気もしています。
ちょっと大きく出ましたが・・・。
で、「いろいろアート」のsaibikanさんが、TrackBackしてくれました。参考になりました。ありがたいです。